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麗水万博エンブレム

麗水万博に行こう!

2012年春〜夏 麗水万博への道
(個人的旅行記録)

その3・後半戦8月

その1(前史)  その2(前半戦・6月)
韓国訪問の年

  なかなか盛り上がらない麗水万博、
  全期間チケットは半額、特定日入場券は廃止、外国人団体は大幅割引。
  さらに毎日K-POPコンサートをしたり、大学の寮を宿舎にしたり、
  学校や軍隊を大量動員したりとあの手この手。

  開幕前の入場予想者数は800万人から1,000万人。
  一方、折り返し地点の6/26時点での実績は260万人。
  閉幕に向けどんどん増えているとはいえ、最後どこまで行くのか。
  …混乱を恐れつつも、閉幕日を目指して再訪します!

(2010年6月掲載開始、2012年6月・8月訪問)

Step9 2012/7 次はお盆、閉幕です。
 忙しい職場だけどお盆ぐらいは休めるだろう…ということで、お盆にドーンと休みを取ることにしました。行きは6月の1回目訪問の時の復路、帰りは去年10月の世界一周に出た時の関空→ソウルの残りです。

DateDeparture City→DestinationDeparture Time→Arrival TimeFlight No.Number of seats
2012-08-11 (SAT)OSAKA → SEOUL(INCHEON)09:30 → 11:20OZ 119Travel Class 1seats



 世界一周航空券も含め、2度ソウル発券をしましたが、それもこれで最後となります。ソウルには格安航空会社(LCC)も数多く飛んでいますので、片道だけ買ってまたソウル発券を始めるかもしれませんが、とりあえずはこれで打ち止めです。日本滞在中、常に国際線航空券の予約があるという状況も終わりを告げるわけで、そう言う意味でちょっとさびしさも感じます。

 ちなみに、今回、ソウル−麗水間は飛行機ではなく、韓国の誇る高速鉄道KTXで行く予定です。去年の2月に天安の独立博物館に行った際に1区間だけ乗っているのですが、今回は新型KTX「山川(サンチョン)」の特別室(グリーン車)で鉄道の旅を堪能しようかなと。それに、万博会場に行くには明らかに鉄道の方が便利そうなので。そして、11日の晩と12日の終日、最後の麗水万博を楽しんで、13日には食の町・全州で舌鼓を打ち、14日にソウルに戻って「ウィキッド」見て、15日の午前中に帰国する予定です。
 実はお盆にもかかわらず仕事で多少気がかりなこともあるのですが、あまり考え過ぎても仕方ないので、どーんと4泊5日行ってきます!

Step10 2012/7 最終日の予約を取りました
 事前+現地で完全予約制→予約全面撤廃→一部事前予約のみ再開と、混乱を極めた麗水万博の「展示館予約」。8月12日の閉幕日分を、2週間前の7月29日の午前0時から、なんとか2か所押さえました。前日練習の時はなかなか上手くいかなかったのに、本番はさくっと行きました。やはり、練習というのは大事ですね。
 ちなみに、押さえたのは、「大宇造船ロボット館」と「気象環境館」の2館。いずれも最も予約が取りにくいパビリオン、かつ僕が行ったことのないパビリオンでしたので、この2か所を押さえられたのは実にラッキーでした。

展示館予約の確認

予約申込日2012年 07月 29日 00時 00分 キャンセルする
観覧希望日 2012年 08月 12日 (非会員予約)
展示館名大宇造船海洋ロボット館(15:00 ~ 16:00)
展示館予約用番号・入場券番号
  • T019 - xxxx - xxxx - xxx
予約申込日2012年 07月 29日 00時 01分 キャンセルする
観覧希望日 2012年 08月 12日(非会員予約)
展示館名気候環境館(17:00 ~ 18:00)
展示館予約用番号・入場券番号
  • T019 - xxxx - xxxx - xxx

 ということで、残りの行くべきところは、
・The Big-Oショー(これは必ず!11日の晩(2回目or3回目?)ぐらいかな)
・韓国海運港湾館、UN館
・企業館の残り(現代自動車、LG、ポスコ)
・エネルギーパーク、遠洋漁業体験場(これは楽しそう)、沿岸漁業体験場(藻場)
・国際館(評価が高い:ドイツ、スイス 次回以降万博開催(予定)国:イタリア、ベルギー、カザフスタン ネタが多そう:リトアニア、アメリカ ぐらいが狙いかな。)
 見るべきものがないと言われがちな麗水万博ですが、1日半×2回ではやはり見きれるものではないようです。隣国開催だったのに、ちょっと残念。
 これが終わると、当面、近隣国に万博は来そうにありません。ということで、最後の最後、存分に楽しんできたいと思います!
(ちなみに、EXPO2017立候補のアスタナはカザフスタンでかろうじてアジアですが、心理的・時間的・金銭的な距離はヨーロッパよりずっと遠いですよね…。まあ、決まったら行きますけど(笑)。対抗馬はリエージュ(ベルギー)。ちなみに、EXPO2020はイズミール(トルコ)、アユタヤ(タイ)、エカテリンブルグ(ロシア)、サンパウロ(ブラジル)、ドバイ(アラブ首長国連盟)が立候補しているそうな。どの国も今のところ行ったことないので(ブラジルは乗り換えで降りましたが)、それもそれで楽しみです。)

Step11 2012/8/11 さあ、2度目の会場へ!
 前回は、大阪(関空)→(OZ1135便)→ソウル(金浦)・泊→(OZ8731便)→麗水空港という空路で麗水入りしたのですが、今回は時間の都合や「もう一回同じルートで入りたくない」ということで、大阪(関空)→(OZ119便)→ソウル(仁川)→(KORAIL空港鉄道)→ソウル駅→(KTX4061号)→麗水エキスポ駅という陸路で麗水入りしました。ただ難点も。実は、飛行機の仁川国際空港到着が11:20。その後、12:00発の直通列車に乗ると、ソウル駅着が12:43。そして、13:10発のKTX(特急)に乗り込む必要がありました。その間にネット予約した切符の引き取りやら、お弁当の購入やらも必要でした。多少は勝手知りたる国とはいえ、どれか一つでも遅れると総崩れしかねない、なかなか厳しいスケジュールだったのです。
 少しでも早く出れるよう、席も前方通路側に確保。当然荷物は全て機内持ち込み。到着はジャストタイム。多少、入国審査に時間はかかったものの、11:40には到着ロビーに。そこからKORAILの窓口を探し、切符を無事引き換え。空港鉄道・直行列車の切符を買ったのが11:53で、12:00発に無事乗車。ソウル駅発は12:45ごろ。ここから延々とエスカレーターに乗って、KTXのソウル駅に着いたのが12:55ごろ。お弁当を購入して、13:00。自分の乗る客車を見つけて乗り込んだのは概ね13:05。かなり厳しいスケジュールでした。(正直、素人にはおススメできないというか、玄人にもおススメはできません…。)
 麗水エキスポ駅ではmixiで連絡をとらせていただいていた「ピンぶーさん」とも無事合流。インターパークで購入した2日券をチケットに引き換え、いよいよ2回目、そして最後の麗水万博が始まりました。
スタアラゴールドの紛失後の再発行が済んでいないので、プライオリティーパスで大韓航空のラウンジへ。 と、食べ物の種類は多いし(おにぎりもあり)、人は多くないし、なかなかいいラウンジでした。また来ようっと。 OZ119はボーイング767。エコノミーは3+3。まあ、関空-ソウルならばこれで十二分なのですけどね。
アシアナさんは、結構しっかりとした機内食が出てくる。全部食べたら、意外とお腹いっぱいに。 といいつつも、やはり駅弁はしっかりと買います。若干カラフルですが、日本の駅弁屋さんに近い雰囲気。 ちゃんと日本語表記&案内もあり、IT大国の面目躍如。臨時列車だからか、旧式KTXだったのは残念。
1万ウォン弁当(約700円)の中身。メインのナクチボックム(タコ炒め)をはじめ、美味しいけど辛いおかずばっかり。 適度に食べたり、うとうとしたり、ガイドブックを見ているうちに、麗水エキスポ駅へ。あっという間の3時間20分でした。 いろいろと曰くのあった麗水エキスポ駅。補修した跡が良く分かりました。まあそれはさておき、いざ会場へ!

Step12 2012/8/11-12 エンディングへのカウントダウン
 この2日間に見たパビリオンなどはおすすめパビリオンにまとめたので(青字部分です)、その他のことなど。
 到着後、ピンぶーさんの案内で会場へ。さっそく、知り合いの現地組織委員会の人(当然韓国人ですが日本語べらべらの方)と会話。さすがの顔の広さです。荷物を預けて、国際館を巡り、この日はBig-O Showを全3回、存分に堪能。さすが今回の万博1の見どころ、ベストな場所で鑑賞でき、本当に良かったです。そして、その後、EDG下で主に外国人参加者向けのパーティー。当然私は入れないのですが、なぜか日本人万博マニアの方々は近くに集まっていて、そこでも小宴会。混ぜていただき、楽しい時を過ごしました。ほんと、こんなコミュニティがあるとは、これまであまり想像していませんでした。
 ミニストップ横のモーテルに泊り、翌朝は連絡バスを使って第2ゲート(フェリーターミナル横。穴場でした)から入場。サムソン館(なんと一番乗り)→スカイタワーと制覇。ここでも万博好きな日本人の方々と合流し、いろいろなことを教えていただきました。そんな方々のおかげで、最終日ながらも、本当に充実した楽しい万博体験を送ることができたのでした。
閉幕1日前のFarewell Party。ちょっとだけ万博のインターナショナルな雰囲気を味あわせていただきました。 泊まったモーテルはメインゲート前のミニストップ横。ちょっとシャワーを浴びに帰れるほど便利な場所です。 中学生の娘さんが日本語をかなりしゃべることができます。ひらがなだったら全部分かるとのこと。すごい!
朝食はミニストップで買ってきたものでさくっと。イチゴ牛乳、どこのコンビニでも売っており、密かにファンです。 会場が一望できる小高い丘を教えていただきました。数年後ここを再訪した時、どうなっているのかな。 愛知・上海でも人気だったスタンプ集め。それ自体楽しいですし、あとで見た時にルートが分かっていいですよね。
スカイタワーではちょうど昼間の噴水ショーを上空から眺めることができました。遠くから見ても結構な迫力! 特に組織委員会系のアテンダントさんの美人度はすごいものがありました。韓国のお国柄なのかもしれません。 最終日の事実上の主賓として、国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長が来ていました。韓国館屋上にて。

Step13 2012/8/12 さようなら麗水万博!
 途中から閉会式狙いのピンぶーさんと別れ、見ていないパビリオンを一つでも多く見ようと会場内を巡回。ロボット館・気象環境館という2つの予約パビリオンも無事制覇。最後は、19:56にPOSCO館→20:20に現代モーターグループ館→20:40にUN館と怒涛のごとく制覇。LG館は残してしまったものの、ほぼ満足のいく達成状況ではないかなと。
 からの最後のBig-O Show&花火。いずれも特別バージョンでかなりの規模でした。この街で、これほどのイベントが、これだけの人数を集めて行われることは、もう有史上、二度とないんだろうな。そんなことを考えると、たった4日間いただけの場所なのになんだか愛着というか惜別の念さえ募ります。これが最終日ならではの感覚なのかもしれません。
閉会式、そして最後のBig-O Showを見ようと集まった人々。午後6時の状況。真ん中の空席がVIP用です。 SAMSUNG館のスタッフさんたちもチームごとに打ち上げ。彼ら・彼女らの航海もここに終わりました。 GSカルテックス館のスタッフさんたちも記念撮影。この一瞬が一生忘れられない青春の思い出になるんだろうな、とか。
最後のBig-O ShowはEDGでも完全生中継。途中まで見ていたものの、やっぱり生で見たくなりアメリカ館横へ。 思いがけずかなりいい位置から花火を鑑賞。この規模の花火は、麗水の歴史の中でこれが最初で最後だろうな。 テーマ館にレーザーでメッセージが描かれ、MVLホテルには万博のロゴマークが。最後の競演が終了しました。
花火も終わり、一斉に人々が家路につきます。祭りの後というのは、いくら賑やかでもどこかさびしいですね。 最後の公式行事である「旗下げ式」。こうして93日間にわたる「麗水世界博覧会」は幕を閉じたのです。 もう人々が通らないゲートの向こう、EDGの下では夜遅くまでスタッフさんによる打ち上げが行われていました。

麗水万博(エピローグ)



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