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13年ぶりの韓国ソウル冬紀行
2日目:2011年2月11日(金)

ルート

ホテル/鐘路3街―(地下鉄)―ソウル駅―(KTX115列車)―天安牙山(牙山)―(ムグンファ号1554列車)―天安―(市内バス400番)―★独立記念館◎ビビンバ―(市内バス400番)―天安◎ホドカジャ―(首都圏電鉄1号線)―水原―(市内バス39番)―八達門★水原華城―(市内バス36番)―水原―(ヌリロ号1738列車)―ソウル駅/★ロッテマート―(地下鉄)―鐘路3街/ホテル―◎クルポッサム−ホテル(Dolos Hotel泊)

※凡例: ★入場・体験観光 △外観観光 ◎食事

旅の記録と記憶

朝のソウル駅 KTX ムグンファ号
天安までいくムグンファ号・ヌリロ号は8時台がないにも関わらず、出足が遅れる。仕方なく、当初予定の倍以上の値段ではあったが、KTX天安牙山経由で行く。 高いと言っても、合計13,700ウォン(約千円)。韓国は本当に交通費が安い。KTXはさすが韓国最高峰の列車で乗り心地も良い。ただ、固定座席は頂けない…。 KTX天安牙山駅(=韓国国鉄牙山駅)から天安駅まではムグンファ号で1区間約5分。標準軌のため車輛が日本のものに比べ一回り大きく、堂々と見える。
triumph over tribulation シンメトリーに作られた独立記念館 太極旗広場
市内バス400番は「次の停留所」と「次の次の停留所」を案内するらしく、誤ってひとつ前のバス停で降りてしまう。とはいえ、巨大なのでどこにあるかはすぐ分かる。 キョレ(同胞)の棟とキョレ(同胞)の家が、シンメトリーになるように配置。見学者がいないわけではないのだが、あまりにも広大な敷地のため、人がまばらに見える。 韓国の国旗である「大極旗」。全部で815本あるそうで、朝晩の上げ下げが大変そう(と思ったが、揚げっぱなしかも。それもそれで日本人的感覚ではなんですが)。
ハルピン駅 伊藤博文公 安重根義士
と、正面向かって右手の屋外に、なんだか古びたジオラマが…。どうも向こうでは、何かか起こっている様子。なんだろうかと近づいていってみると…。 伊藤博文公がハルピン駅で安重根に狙撃された場面の再現。伊藤公の行動を見ていると、なんだかこうなることを十分に覚悟していた節も見え隠れする。 毅然として伊藤博文に向かって銃を突きつける安重根義士。平和な時代であれば、ともに国を愛した彼らの間に、暖かな交流があったかもしれないのに。
屋外展示の戦いのシーン 屋外スケートリンク タッカンマリ
確か韓国独立軍と日本軍の戦いのジオラマだったと思うが、買ってきたはずの展示解説が無くなってしまったので分からない…。当然、韓国側が優勢。 4D劇場。現代っ子がタイムスリップして、おじいちゃんの若かりし頃である日本統治時代に飛ばされるお話。さすが韓国、実に感動的なお話に仕上げていた。 独立記念館内の食堂でビビンバをいただく。石焼でないビビンバは当たり外れが少なく、一人でも食べやすく、辛さも調節できるので、一人旅の日本人におすすめ。
撤去部材展示公園1 撤去部材展示公園2 撤去部材展示公園3
1995年に撤去された旧朝鮮総督府の部材を展示した場所。リーフレットによると「悲劇の終末と明るい未来への夢を象徴化した公園」とのことであるが…。 独立記念館、想像していたよりも煽情的な内容は少なく、韓国側の問題点も指摘しているなど、公平な展示に努めようとしていることは良く伝わってきた。 とはいえ、両国を隔てる溝はまだまだ大きい。この部材が朽ち果てるころには何か変わっているのだろうか。時が過ぎるのをただ待つしかないのだろうか。

水原・八達門 西南暗門へ 水原の夕日
天安からソウルまでムグンファ号などのチケットがとれず、やむなく近郊電車で帰還。水原で途中下車。と、どうも世界遺産がライトアップされている模様。 それを見ようと、2時間半後のヌリロ号のチケットをとって、バスにて八達門へ。八達門は囲いがつけられての工事中。文化財保護が強化されているのかも。 途中で日が落ちる。とはいえ、華城上にはそこそこに人もおり、怖いといった感じではない。健康のために散歩に来ている風の地元の人が多かった。
華城行宮 西砲楼付近 華西門
チャングムの誓いのロケ地にもなったらしい「華城行宮」。古いものではなく、1990年代から復元されたものらしいが、今度来た時は是非見てみたい。 歩いていると、いよいよ人がいなくなってきた。急に寒くもなってきた。さてどこまで行こうかなと、ちょっと思案。駅まで戻る時間も考慮しないといけないし。 と、世界遺産の写真などでもよく見かける華西門に到着。築城の原型が最も良く残っている門とのこと。ということで、これにて水原駅に引き返すこととした。
ヌリロ号 カムジャタン クルポッサム
水原駅に到着すると、列車のダイヤが大混乱中。いろいろと思案していたのだが、自分が乗るヌリロ号は約30分遅れで到着。ソウルへ無事帰還。 一旦ホテルに戻った後、絶対に食べてみたかったクルポッサムを食べに近くのお店へ。韓国でお一人様は確実に浮くが、まあ、食べたいものには代えがたい。 カムジャタンを突きつつ待っていると、真打ちのクルポッサムが登場。確かにおいしかったが、若干、B級グルメ的な美味しさかなあとも。なんとか一人で完食。


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