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天安までいくムグンファ号・ヌリロ号は8時台がないにも関わらず、出足が遅れる。仕方なく、当初予定の倍以上の値段ではあったが、KTX天安牙山経由で行く。 |
高いと言っても、合計13,700ウォン(約千円)。韓国は本当に交通費が安い。KTXはさすが韓国最高峰の列車で乗り心地も良い。ただ、固定座席は頂けない…。 |
KTX天安牙山駅(=韓国国鉄牙山駅)から天安駅まではムグンファ号で1区間約5分。標準軌のため車輛が日本のものに比べ一回り大きく、堂々と見える。 |
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市内バス400番は「次の停留所」と「次の次の停留所」を案内するらしく、誤ってひとつ前のバス停で降りてしまう。とはいえ、巨大なのでどこにあるかはすぐ分かる。 |
キョレ(同胞)の棟とキョレ(同胞)の家が、シンメトリーになるように配置。見学者がいないわけではないのだが、あまりにも広大な敷地のため、人がまばらに見える。 |
韓国の国旗である「大極旗」。全部で815本あるそうで、朝晩の上げ下げが大変そう(と思ったが、揚げっぱなしかも。それもそれで日本人的感覚ではなんですが)。 |
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と、正面向かって右手の屋外に、なんだか古びたジオラマが…。どうも向こうでは、何かか起こっている様子。なんだろうかと近づいていってみると…。 |
伊藤博文公がハルピン駅で安重根に狙撃された場面の再現。伊藤公の行動を見ていると、なんだかこうなることを十分に覚悟していた節も見え隠れする。 |
毅然として伊藤博文に向かって銃を突きつける安重根義士。平和な時代であれば、ともに国を愛した彼らの間に、暖かな交流があったかもしれないのに。 |
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確か韓国独立軍と日本軍の戦いのジオラマだったと思うが、買ってきたはずの展示解説が無くなってしまったので分からない…。当然、韓国側が優勢。 |
4D劇場。現代っ子がタイムスリップして、おじいちゃんの若かりし頃である日本統治時代に飛ばされるお話。さすが韓国、実に感動的なお話に仕上げていた。 |
独立記念館内の食堂でビビンバをいただく。石焼でないビビンバは当たり外れが少なく、一人でも食べやすく、辛さも調節できるので、一人旅の日本人におすすめ。 |
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1995年に撤去された旧朝鮮総督府の部材を展示した場所。リーフレットによると「悲劇の終末と明るい未来への夢を象徴化した公園」とのことであるが…。 |
独立記念館、想像していたよりも煽情的な内容は少なく、韓国側の問題点も指摘しているなど、公平な展示に努めようとしていることは良く伝わってきた。 |
とはいえ、両国を隔てる溝はまだまだ大きい。この部材が朽ち果てるころには何か変わっているのだろうか。時が過ぎるのをただ待つしかないのだろうか。 |