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順天湾庭園博に行こう!

2013年春〜秋 順天湾庭園博への道
(個人的旅行記録)

その2(前半戦・6月)

その1(前史)  その3(中盤戦・9月)
公式HP

 韓国は日本以上のIT大国。光ファイバーの普及も日本よりずっと前。
 近年はサムソンの活躍もあって、老若男女みなスマホをもっています。
 SNSも普及しており、麗水万博でもSNSサポーターを作っていました。

 今、時代はFacebook。
 日本でも「順天湾国際庭園博覧会日本広報委員会」のページがあり、
 そこで様々な情報交換が行われています。
 外国人1番乗り(全体でも2番乗り)の話題、ホテル情報、入場者数…。
 事前情報としては多少咀嚼しきれないほどの状況におちいりつつ、
 開幕から2ヶ月後の会場へと初めて足を踏み入れたのです。

(2013年4月掲載開始)

Step4 2013/6 釜山経由で順天へ!
 関空から釜山までは1時間半。沖縄よりも近いのですが、そこはやはり海外。パスポートにハンコを押してもらっているといろいろとテンションが上がります。お金を両替して、円安ウォン高を改めて実感。とはいえ、本来これぐらいがあるべき適切なレートなのかなあという気がしなくもないです。
 金海国際空港から、釜山金海軽電鉄(ライトレールの直訳らしい)で沙上(ササン)まで。バスターミナルを見つけるのには多少手間取ったものの(軽電鉄の駅からバスターミナルはちょっと距離があります。一度地下鉄ササン駅を目指して地下に降りてしまった方が、明らかに行きやすいようです)、チケットはわりとサクッと購入することができ、乗るべきバスもすぐに分かりました。そして2時間40分、きっちりかかって順天バスターミナルへ。事前に情報を得ていたホテルサモアに飛び込みで投宿し、いよいよ会場へと向かいます。
※ちなみに順天市街地の簡単な位置関係マップを作ってみましたので、必要であればご活用ください。
エアプサンは初めて乗る飛行機会社。このA320は新しい機体で、フライトマップも表示されていました。 一応LCCとはいえ、機内食も出るし、手荷物の預け入れも無料。アテンダントさんも綺麗で礼儀正しいです。 プサン・ササンのバスターミナルから順天までは12,400ウォン。バスターミナルも分かりやすい作りになっています。
順天のバスターミナルから出たところに、こんな植栽が。いよいよ博覧会の街に来たんだなあと実感です。 今回宿泊したホテルサモア。まあモーテルなんですが、麗水万博・順天湾庭園博の指定ホテルでもあります。 寝具の刺繍にも博覧会のロゴが。ちょっとだけ部屋で休憩してから、いよいよ会場へと向かいます!

Step5 2013/6 博覧会会場で食べたもの
 会場内の案内は見どころ案内の方でしていますし、公式ホームページの方に、全メニュー日本語翻訳済のかなり詳細なレストラン説明がありますので、個人的な記録としてこちらのほうに食べた物を載せておきますね。
 やはりお薦めは湿地センター食堂のユッケビビンバでしょう。日本でも最近、新技術により徐々にユッケが復活しつつありますが、かなり高価かつ貴重なものになってしまっています。それがここでは食堂価格で食べられる。日本人にだからこそ嬉しいメニューです。また、湿地センターは食堂も喫茶室も恒久的な建物内なので、比較的落ち着いて食べられると思います。
 南道食堂Aはカウンターでチケットを買う→街頭のお店でチケット渡す→番号で呼ばれる、というシステム。韓国語や韓国のシステムが分かっていないと多少困るかもしれません。また、チケットカウンターの表記がハングルオンリーなので、多少ハングルが分からないとちょっと戸惑うかもしれません。ホームページのメニューと金額を見比べて、それで注文するしかないのかなとも思います。あとは、「ビビンバ」「カルビタン」のようにいかにも日本人が頼みそうなものを頼めば、何とかしてくれるかな。
 麗水の時の「ハモの湯引き」のような面白いメニューはないものの、ムツゴロウ湯(チャントンオタン、というみたいです)やウナギ汁(ジャンオタン)などもあるみたいなので、次回はそのあたりにチャレンジしてみようかと思ってます!
湿地センター食堂・ユッケビビンバ8,000ウォン。日本では幻のメニュー。あくまでも自己責任ですが美味しかったです! 南道食堂A・カルビタン12,000ウォン。カルビやら薄切りお肉やらがごろごろ。辛くないので日本人にもおススメ。 湿地センター喫茶店・フルーツかき氷5,000ウォン。下はあずきかき氷です(英文ではシャーベット)。

Step6 2013/6 順天市街地(会場外)で食べたもの
 ついでと言っては何ですが、会場外で食べたものも。
 1日目夕は「光の祭典」の方に行っていたため、ホテル周辺の食堂街到着が午後10時過ぎ。で、一人で入れそうなお店を探してみたのですが、どうも焼き肉屋さん(それもホルモン系の)ばかりみたいで、なかなか一人では入りにくい。夜も遅く、それほど大量に食べたいわけでもなかったので、コンビニでや食調達となりました。
 2日目は朝にバスターミナル内のサンドイッチ屋さんで手作りサンドイッチを調達。その場でトーストしてくれるのですが、なかなか美味しかったです。いろいろな種類があるのですが、言葉が通じないとなると、適当に作ってくれるみたいです(笑)。
 そして、夜。この日は若干早めに帰ってきたものの、やはり適当なお店は見つからず。2日連続でコンビニ食でも仕方ないかなーと思い始めていたところ、Facebook上である広報委員の方から「은성숯불회과というお店ならいけるかも」とのレポートが。で、ネットで調べてみたところ、確かに実行委員会の公式ホームページにも載っているし、見たことのある店構え。「またの次の機会でもいいかな」とも多少は思ったものの、旅は何事も経験ということで行ってしまいました。
 で、行ってみたところ、基本は焼肉屋さんのよう。で、メニューには日本語も書かれているのですが、若干中途半端で、さてどんなものが出てくるのか、ちと不安。とはいえ、サムゲタンとかクッパとかを食べるのもちょっとさみしいなあと思っていたので、値段的にも無難で、どこで食べても当たり外れが少ないと聞く「生サムギョップサル(1人前150g)」を注文。1人前の注文はできないとは知っていたので2人前かなあと思って聞いてみたところ、3人前からとのこと。さて450gも食べられるのかなと思ったものの、まあダメなら残すということで、チャレンジしてみました。
 そして、目の前にはどーんと豚の三枚肉が6切れ。かなりの分厚さです。これをおばさんがほぼ着きっきりで焼いてくれます。すごい油なんですが、意外とさっぱりと行けます。野菜にくるんで食べるのもヘルシー。焼酎を飲みながら、ほいほいと実にあっけなく食べきってしまいました。ちなみに、1人前10,000ウォンの3人前。+焼酎4,000ウォンで34,000ウォンの明朗会計でした。
 これですっかりお腹いっぱいになった…はずなのですが、帰り道に、ついマッコルリも飲みたくなってしまい、燻製卵のあてとともに購入。結局、焼酎1本に加えてホテルの部屋で一人でマッコルリ1本も開けてしまいました。ひさびさにかなり酔っぱらってしまった順天の夜だったのです。(酔っぱらっていたので、写真はございません。)
コンビニでしめて4,050ウォン。いちごミルクと燻製卵は韓国の味。辛ラーメンは一番無難かなと思ってチョイス。 順天バスターミナル内のトースト屋さん・MVPトースト2,800ウォン。サクサクとしたキャベツが美味しくてヘルシー。 ウンソン炭火会館・生サムギョップサル30,000ウォン(3人分・450g)。男性ならばこれぐらいぺロリかなと。私以外でも。

Step7 2013/6 釜山半日観光
 3日目(月曜日)は早朝に順天を出て、釜山へ。地下鉄ササン駅のコインロッカーに荷物を預けてから、釜山の半日観光をしました。1999年の第4回海外旅行から、実に14年ぶりです。(ちなみに今回は第27回海外旅行)。
 釜山駅の海側が埋め立てられていたり、影島大橋の横に大きなロッテホテル・ロッテデパートが建ち始めていたり、チャガルチ市場が大きなビルになっていたり、軽鉄道やら地下鉄2号線以降ができていたりと、いろいろと変わっていた場所はあるのですが、逆に街の基本ラインはあまり変わっていないなと。やはり中国や東南アジアとは若干事情が違うようです。そして、近年何度か訪問したソウルの発展ぶり・洗練ぶりと比べると、残念ながら「韓国第2の都市」というよりは「韓国の大きめの地方都市」になりつつあるのかなという気も。
 ともあれ、半日だけの駆け足でしたし、都心型リゾートとしての開発が進みつつある(らしい)海雲台・広安里などにも足を踏み入れていません。釜山は関空からたった1時間半の一番近い海外。近々再訪の折には、もう少し見れたらなあと思っています。
14年ぶりの釜山ということで超定番の観光地・釜山タワーへ。まずは街を一望して掴んでおこうかなと。 タワーの展望台から。釜山駅の海側の埋立地は、砂浜やヨットハーバーがある都市型リゾート?になる模様。 カップルが展望台の柵に錠前をくくりつけるのは神戸でもありますね。専用の鍵もあるみたい。中国語も目立ちました。
やたら混んでいたイメージのある国際市場ですが、月曜日の午前中ということもあって閑散としている印象でした。 PIFF広場の行列のできるホットック。生地を分ける→焼く→タネを詰める、の見事なコンビネーション。 きれいすぎるチャガルチ市場。場外の方は違うんでしょうけど、活気とか雰囲気の面ではどうかなと…。
ソミョン(西面)のデジクッパ5,500ウォン。豚肉たっぷりのとんこつスープご飯。意外とあっさりとしつつ、食べごたえも。 無人運転の釜山・金海軽鉄道。空港へのアクセスが格段に良くなりましたが、これで行く人は意外と少ない? 国際線制限エリア内にコンビニがあったので、定番のバナナミルク・いちごミルクをお土産に購入。1,000ウォン/1本。

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