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順天湾庭園博に行こう!

2013年春〜秋 順天湾庭園博への道
(個人的旅行記録)

その4(最終戦・10月)

その3(中盤戦・9月)  その1(前史)
公式HP

 全羅南道・順天。数年前までは全く知らなかった町。
 麗水に万博が決まってからは流石に知ってはいたけれど、
 「麗水の近くにあるそこそこ大きな町」「交通は便利」
 「麗水・順天事件の舞台」程度の知識。

 そんな町と人々と、SNSのおかげで少しずつ繋がり、
 今や韓国の中でも最も大切で親しみのある都市に。
 本当に世界は何とでもなるし、自分の世界も何とでもなる。
 そんなことも実感しつつ2013順天湾庭園博、いよいよラスト!

(2013年12月掲載)

Step14 2013/10 特典航空券でソウル・麗水へ!
 近場の韓国とはいえ、やはり海外旅行は海外旅行。また年末年始に異常にお金のかかる旅行を控えている中、本当に1か月ぐらいで再訪してよいものか、金銭的・道義的?立場から結構悩みました。で、最終的に、ANAの特典航空券であれば大阪‐ソウルー麗水ーソウルー青島‐大阪というルートが取れ、さらにJALの特典航空券でソウル−大阪−東京−ソウルというルートを取ることに。で、来年ゴールデンウィークの青島世界園芸博覧会もチケット押さえに成功!一粒で二度おいしい特典航空券となったのです。
 さらにANAの方は失効マイルとの関係で、贅沢にもビジネスクラスで発券することに。日韓線とはいえ久々のビジネス旅となりました!
味に定評のあるアシアナ航空のビジネス機内食。シーフード、コチュジャンをかけて食べると一段と美味しい! 韓国東海(日本海)沿岸には無数の灯が。漁業のための集魚灯とは思うのですが、まるで海が星空のようでした。 到着後、仁寺洞で順天湾繋がりの友人さんたちと生マッコリで一杯。夕方まで普通に日本で仕事をしていたのが嘘のよう。

Step15 2013/10 集え、マロニエの木の下で!
 約1か月でまたもや順天へ。とはいえ、今回の大きな違いは「順天湾国際庭園博覧会日本委員会」と「順天アリミ会(ボランティア会)」の友好の証の記念植樹が9月28日に行われていたこと(大雨で大変だったようで関係者の皆さん、本当にありがとうございました)。で、せっかくなので、この場所を集合地点として正午に日韓の関係者が集まることとなっていたのです。

【植樹されたマロニエの木の前にあるプレートより】
記念植樹
2013順天湾国際博覧会の成功のための、「順天アリミ会」と「日本広報委員会」の友情、活躍を記念します。 2013.9.28
ECOGEO

目標の入場者数400万人突破を記念し、車の当たる抽選会。私も応募したのですが、当たりませんでした(>_<) 無事、マロニエの木の下でアリミ会と日本広報委員会のメンツが集合。お天気にも恵まれ、本当に良い再会! 韓国語・日本語・英語入り混じっての自己紹介や雑談。通訳ができるレベルの韓国語使い手さんもおり安心。
「定点撮影」のために、マロニエの木の裏から庭園博会場風景を撮影。数年後、どんな光景が広がっているのでしょうか。 このあと、ミュージカル太白山脈を見に行き、順天会館でオリコギを食べて、光の祭典へ。ほんと、アリミ会さまさまです。 光の祭典も若干パワーアップしていたような。順天の街が満月に照らされて、いよいよ明日は博覧会最終日です。

Step16 2013/10 最終日、終わるもの、続くもの。
 いよいよ6か月にわたった順天湾庭園博も最終日。すぐに再公開されたり、来年には公園として再整備されるのはわかっているものの、博覧会としてはやはり大きな区切りの終わりの日。早朝の順天湾生態公園の蘆原は朝日を浴びて見事に金色に光り輝き、この博覧会の成功を祝っているようでした。
朝もやの生まれる場所へ。最終日は本当に満月で、3D映画のタイトル(フルムーンガーデン)どおりでした。 光り輝く蘆原を通って、竜山展望台へ。ここへ上るのももう3回目、だいぶ慣れてきました。とはいえ、結構大変ですが。 登りきると、おそらく過去3回で一番きれいな光景が広がっていました。干潟のサンゴソウが赤く色づき始めています。
戻ってきて、同行の方の案内でPRTへ。いろいろと顔の広い(というか交渉のうまい)人がいるものです。まずは感謝! 落書きコーナーもだいぶ増えていました。素敵な企画ですよね。このページの宣伝もきっちりと残っています。 今日も12時にマロニエの木の下で再集合。手作りの感謝状がアリミ会の方に渡されたりと、最終日ならではのムード。
東京で行われた「広報委員委嘱式」と9月28日の「記念植樹式」の垂れ幕を前に記念撮影。韓国はこういうのが好きですよね。 何度もお世話になった従業員用食堂でお食事をいただくのもこれが最後。こんな場所に入れたのも貴重な経験でした。 いよいよラストということで一人、会場をぐるっと回ってみることにしました。まずはメインの山(?)から攻略!
例の記念植樹場所まで行ったところ、日本人の知り合いの方と再会。やはりこういう目印があるというのはほんと便利! 閉会式は雰囲気だけを楽しむことにして、アリミ会の方々と合流しておしゃべりしたり遊んだりしていました。 こうして、この町にとって大きな意味を持つ博覧会は、静かに終焉の時を迎えます。
閉会式は最後の最後だけ、池の奥から覗き見る形で鑑賞。これがなかなかベストポジションで素敵な景色が見れました! 申し訳ないかなと思いつつ、お誘いを受けたので日本人3人でアリミ会の打ち上げに参加させていただきました。 何かを成し遂げた人々特有の雰囲気はどこの国も一緒だなと、言葉がわからないながらも感じた順天の夜でした。

Step17 2013/10 そして、次のステージへ
 こうして、順天湾庭園博は終わりました。
 ただ、いつもの博覧会と違うのは、現地の方とのつながりがきっちりとできていて、今でもSNSでつながっていること。私のFacebookのタイムラインにも韓国の話題やハングル文字が躍るようになりました。その中で、同じだなと感じたりとか、なるほどここは韓国ならではだなと感じたりとか。そんな中で少しずつ、違う文化の同じ思いが通じていくのかなとか、そんなことも期待しています。
 一過性の博覧会ではなく、今後数百年を見通し、博覧会会場を緩衝地帯として公園化することにより生態首都としての歩みを始めた順天の町。博覧会は終わったけれど、その取り組みはまさに始まったばかり。そして、その中に記念植樹したマロニエの木が確実に育っていくことを期待しつつ、私の「順天湾庭園博への道」もひとまずの終わりを迎えます。
順天の街に博覧会のない久しぶりの朝が明けました。とはいえ、何かはきっと変わっているはず。私がここにいることも含めて。 麗水万博から何度か通った麗水空港ともひとまずはお別れ。とはいえ、特典航空券にまたプラスして来てしまうかも。 金浦空港で時間が中途半端にあったので、再建なった南大門を見学に。さすがに限界の警備体制でした。
南大門市場のタッチンミでタッコムタン(鳥の煮込みスープ)をいただく。こういう辛くない韓国料理も結構好きです。 南大門市場を回ったものの、特にほしいものもなくあっさり金浦へ。こう何度も来ていると、お土産選び、逆に困ります。 帰りは久々のJAL。お弁当でしたが、これがお寿司風になっておりなかなか美味しい。日韓線ならこれで十分です!




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