ルート
ホテル:Rydges Lakeland Resort Queenstown―(観光バス)―★キングストンフライヤー(蒸気機関車)―(観光バス)−ティアナウ湖◎チーズバーガー―(観光バス)―★エグリントンバレー★ミラー湖★ホーマートンネル★ザ・キャズム―(観光バス)―ミルフォードサウンド―船:Milford Wanderer Overnight Cruise ※凡例: ★入場・体験観光 △外観観光 ◎食事 |
今回は泊まっているホテル自体は立派なので、観光バスがちゃんとホテル玄関までお迎えに来てくれます。これで、ミルフォードサウンドまで行きます。 | ワカティブ湖をぐるっと回ってクイーンズタウンの裏側へ。ゴールドラッシュの時には湖畔に沢山の街があったものの、その後一気に人口が減ってしまったそう。 | キングストンフライヤーという名の保存鉄道。「乗りたい人は別料金だけど乗れるよ」ということで多少悩んだものの、やはり鉄っちゃんとしては乗ることに。 |
約30分の蒸気機関車の旅。日本のように重油を併用しているわけでもなく、本当の蒸気機関車。石炭の匂いと細かいかけらがポーランドを思い起こさせます。 | と、時々突然停車。なんなのかなと思って一番後ろの車両に行ってみたところ、燃えカスが線路に落ちた際、少年が人力で消火してました。 | この鉄道の良いところは、客車自身も古いものが使われていること。短い時間とは言え、ツアーでは味わいにくい個人旅行の感覚を満喫できました! |
リアルジャーニーのテ・アナウ営業所で約1時間の昼食休憩。周りのお店で食べてねということだったので、適当に一番近くのお店に入りました。 | チーズバーガーとフラット・ホワイトを頂きました。このフラット・ホワイトは相当気に行ってしまい、ニュージーランド・オーストリアでは私の定番になりました。 | テ・アナウの営業所に今晩の宿であるワンダラー号の模型がありました。どこに泊るのか、同宿者はどんなひとなのか、期待と不安を胸にしつつ。 |
今にも映画のオープニングタイトルが出てきそうな風景。エグリントンバレーというそうで、実際にいろんな映画のロケ地になっているらしいです。 | 今回乗ったリアルジャーニーのバスは斜めになっており、どこからでも風景が見やすくなっています。前方にいたからかもしれませんが、乗り心地も良かったです。 | ミルフォードサウンドへ至る道の中で最大の見どころである「ミラー湖」。山々が静かな湖面に鏡のように写りこむことからこのように呼ばれているそうですが。 |
今回は多少風があったため、そこまでくっきりとは言えないものの、なんとか鏡の役割は果たしていました。まあ、これだけといえばこれだけの場所です。 | この区間は何と言ったものはないので、適宜休憩をとりながら。途中の川のほとりでは、中国系(台湾人?)の団体が川遊びに戯れていました。 | ミルフォードサウンドに向かうための関門「ホーマートンネル」。たった1.2キロのトンネルに18年の歳月がかかったというのも分かるほどの険しい場所。 |
ニュージーランドの人気者であり嫌われ者でもあるキア。好奇心旺盛で人を恐れないらしく、かわいらしい一方でいたずらにも手を焼くのだとか。 | 急流による浸食で奇岩が連なる「ザ・キャズム」。面白いと言えば面白いですが…。なかなかいい撮影スポットが見当たらない場所でもありました。 | ホーマートンネルを越えてきたので、ここは多雨地帯。ジュラシックパークよろしく覆い茂るシダの群落が、ミルフォードサウンドが近いことを教えてくれます。 |
とうとうミルフォードサウンドに到着。リアルジャーニーのカウンターで手続き(チェックイン)をして、船に乗り込みます。いよいよクルーズの始まりです! | 16:30出港。まずは食堂にいてくださいねとのこと。周囲は家族連ればっかりなので、ちょっと浮いていた気も…。とはいえ、日本人のご夫婦もいたので安心。 | 部屋は4人部屋ワンベットの予定が、2人部屋を一人で使わせていただくことに!急にキャンセルが入ったのかもしれませんが、実にラッキーでした。 |
食堂の入口には今日のメニューが書かれていました。スープ、メイン、デザート。これが一気に出てくるのかなと思っていたのですが…。 | 16:40。まずパンプキンスープとパンだけが出てきました。どうやら、これで軽く腹ごなしをということのようです。食べている間に船はどんどんと海へと。 | その間に船はどんどんと海側へ。マイクを通したガイドさんの解説(当然英語)も聞こえてきます。スープはほどほどにして、甲板へと急ぎます。 |
17:12。アシカがうじゃうじゃ。この時間帯は他の船がほとんどいないため、野生動物が見やすいそう。バジェスタス島がなければもっと感動したかも。 | 同じリアルジャーニー所属のオーバーナイトクルーズ船・マリナー号。ほぼ同行程で動きます。向こうはこちらよりもずっと高級な船のようですが…。 | ミルフォードサウンドは多雨地帯のため晴れることは珍しいそうですが、たまたま晴れ間がのぞきました。ただ、今回の滞在ではこの一瞬だけでした。 |
17:20。ミルフォードサウンド最大の見どころ、スターリン・フォール。ギリギリのところまで近づけるので一瞬不安になりますが、崖が続いていると考えれば納得。 | まるで船に並走するようにイルカが飛び跳ねます。最初のころは歓声もあがり、一生懸命撮影していたのですが、そのうちみんな飽きてきます(笑)。 | 17:40ごろ。船の後方に集まるように放送が。ゴムボートに乗るか、自分でシーカヤックをこぐか決められます。カヤック経験はないのでゴムボートへ。 |
自分が乗っている船を撮影できるのは実は珍しいかも、と思い撮影。改めて見ると、本当にすごい場所にいたんだなということが良く理解できます。 | 欧米系の人々は本当にカヤックとかが得意でうらやましいです。というよりも、得意な人だけが来ているのかも。沈む危険性がなければ楽しいだろうな。 | ゴムボートのほうも、機動性を生かして色々と回ってくれます。これはペンギンの巣です。なかなかこっちを向いてくれず後ろ姿になってしまいました。 |
19:30。概ね1時間ちょいボートとカヤックを楽しんで、着替えやシャワーをした後は夕食。ドーンとローストビーフ。結構おいしかった記憶が残ってます。 | デザートのプリン&アイス。結構なボリューム。ディナーは日本人のご夫婦と、旅の会話を楽しみながら。日本人がいて本当に良かったです! | 23:00。モノポリーやらトランプやらに興じるグループはいるものの、食堂から徐々に人の姿が消え、夜のミルフォードサウンドでの静かな時が過ぎていきます…。 |
・クイーンズタウン−ミルフォードサウンド間は直線距離にして約100キロ。ところがこれを直線に結ぶ道路はないため、四角形の3辺を回るように約300キロの道のりでたどることとなります。クイーンズタウンから日帰り観光の場合は、往復600キロ、おおよそ東京・大阪間の距離を一日で移動することになるのです。 ・そのため、どうしてもクイーンズタウンを同じような時間に出発し、同じような時間にミルフォードサウンドにたどり着き、同じような時間にミルフォードサウンドのクルーズをして、同じような時間に戻ってくることになってしまうとのこと。それはちょっと楽しくなかろうということで、「地球の歩き方」にも乗っていたリアルジャーニーのオーバーナイトクルーズを選びました。決して安くはない、むしろ高いのですけど、なかなか行けない場所だし、そういう経験も良いかなと。 ・ところで、このクルーズ、日本語でもちゃんと解説があるにも関わらず、日本語の搭乗記が非常に少ないのです。もしかしたら日本人はいないかも、という怖さもありました。今回は私+日本人のご夫婦が居られたので皆無ではないと思うのですが、やはり日程的にも、クルーズにお金をつぎ込むということに対しても、日本人にはちょっとハードルが高いようです。 ・で、乗ってみての感想ですが、やはりいいなあと。ほとんど他の船がいない中での静かなミルフォードサウンドクルーズ。実際にゴムボートやシーカヤックでミルフォードサウンドに降り立って(?)の生身の体験。美味しい食事と船の中での一体感。そして、静かな静かな夜と、明け方の鳥たちの鳴き声。やはり泊まらないと分からないものは一杯あった気がします。 ・ということで、今回は今後オーバーナイトクルーズに参加される方の参考になればという思いも込めて、時間も付記しています。もちろんずっとこの流れで続くかどうか、一切分かりませんが、ご参考にまで…。 今日の泊まりは「Milford Wanderer Overnight Cruise」
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現金分 前日のこり679.6NZD |
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・キングストンフライヤー 30NDZ ・チーズバーガー&ホワイトフラット 15.5NZD |
・有料トイレ 2NDZ ・ビールTui 6NDZ |
合計53.5NZD のこり626.1NZD |
クレジットカード支払い分 |
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・クイーンズタウンホテル1泊分 107.1NDZ |
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合計107.1NZD(累計604.8NZD) |