台北花博に行こう!2010年秋 台北花博への道(個人的旅行記録)その1・前史その2(前半戦) その3(後半戦) |
上海万博に行ってきた熱気も冷めやらぬ6月上旬。 たまたま見つけた上海万博台湾館のテーマソング「台灣的心跳聲」。 柔らかく優しい歌声と、活気がありつつもどこか優しい台湾の光景。 …これは台湾にも、ぜひ行かなくてはとの思いを強くさせました。 海外博覧会シリーズ第2段、「2010台北国際花卉博覧会」、略して台北花博。 個人的防備録も兼ねて、記録していきます。 (2010年6月掲載開始、2010年11月訪問)
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Step1 2010/6 航空券入手 台北花博中に台北に行くことだけは前から決めていたのですが、勤労感謝の日がらみがいいのか、いっそのこと年末年始がいいのかなどずっと悩んでいました。そうしているうちに、年末年始・ゴールデンウィークの特典航空券獲得競争も見逃してしまい、JALのマイレージの一部が11月末には消滅することに。どこかで思い切らなければいけない状況になりました。 それを後押ししてくれたのは台灣的心跳聲だったのですが、まだ多少はいつに行ったら良いのか悩んでいたのです。悩みつつも何度か戯れに特典航空券の空き状況を調べているうちに、「開幕前後だと、どの日程でもほぼ取りたい放題」であることを発見。さらに、ちょっとだけ奮発すればビジネスクラスもOKの模様。そこで、金曜日の午前中に仕事をして、夜、(どうせ寝そうなので)エコノミーで出発。翌土曜〜月曜に花博+台北観光、火曜日午後、優雅にビジネスで帰国というプランが決定。6月11日の早朝、前日のアルコールが残る中、特典航空券の申し込みをしました。 ちなみに、このプランだと有給休暇が2.5日。今の職場は海外旅行に妙に理解があるのでこれぐらいはOKだと思うのですが、突発的な事態が入らなければ良いのですが…。多少はドキドキなのです。 |
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Step2 2010/6 日本語版CM発見 youtubeをつらつらと見ていましたら、台北花博の日本語CMを発見しました。これがなかなか良かったので、ご紹介します。 見どころを次々と紹介していくのではなく、ストーリー仕立てのイメージCMとなっています。見せられるものがあまりなかったという事情もあるかもしれませんが、明るい未来を描いても、どこか柔らかみのある、落ち着いたものに仕上がっているのは、やはり台湾のクオリティなんでしょうね。 |
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1 ボール遊び(玩球)篇 背景は中正紀念堂。ボールとバラ以外の色彩を抑えたところが印象的です。(建物自体がそう作ってあるそうですが。) |
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2 大樹篇 背景は台北101。途中のシーンは屋外展望台かな?台北という大都会で開催されるということを、うまくまとめています。 |
3 空中花園篇 舞台はいよいよ会場内の台北市立美術館へ。5秒目から6秒目の青空・人々・花びら・美術館のシーンが素敵です。 |
4 主題篇 1〜3を一つにまとめたものですが、最後のコピーが若干長かったり、多少、絵柄が違ったりしています。探してみてね。 |
Step3 2010/6 EasyCard入手&ホテル予約? 台湾は実に太っ腹。なんと、台湾を訪れる個人旅行者に「“旅行台湾・感動100” 2010ウェルカムプレゼント」と称して、様々なものをプレゼントしてくれるのです。 まだまだ先なのですが、善は急げとばかり「台北MRT悠遊カード(Easy Card)」を申し込んでしまいました。金額的には「国立故宮博物院無料参観券」の方がお得な気がするのですが、今回は故宮博物院に行かない可能性が高いので…。 22日の晩に申し込んだところ、25日には自宅に到着。台湾観光協会大阪事務所、仕事が早すぎます。このあたり、どこか日本人と似ているのかも。 ほぼ同じころにホテルを申し込み。上海万博の反省を踏まえ、会場から近い宿に。ホテルのHPから申し込んだところ、どうも最後までたどり着けない。「ダメかな」と思っていたところ、翌日、1カ月先の日程で「部屋確認書」がメールで送られてきました。「違いますよ、正しい日程はこれこれです。ちなみに、支払いは当日にカード払いでよいのですか?」とメールを打ったところ、先方から「Dear sir/thank very tuch!/xxxx hotel chirs」とだけのメールが。うーむ。ちょっと南国的気質かも…。 まあ、直前になってから再確認のメールをしてみようかと思います。 |
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suicaやICOCAのような交通ICカード。レストランのイラストはアンクルトリス風。 NT$50(約150円)のチャージ入り。運賃が安い(NT$20〜)ので、追加チャージなしでも2回程度はそのまま乗れるようです。 |
Step4 2010/7 日本語版リーフレット入手 台湾観光協会のホームページに「返信用切手同封のうえ申し込むとパンフレットを送ります」とあったので、さっそく送ってみました。と、送付の翌々日にはもう自宅にパンフレット一式が到着。相変わらず仕事が早いです。 花博関係の資料は残念ながら1枚のリーフレットのみ。内容はネットで手に入る以上のものはなかったものの、始めて実体物として手に入れた花博関係のグッズ。大切に保管しておきます。 ちなみに、リーフレット上で博覧会の名称は「2010台北国際花博覧会」。紹介ビデオなどでは「2010台北国際花の博覧会」となっています。テーマもビデオでは「花、水、色鮮やかな新世界」、ホームページは「彩花、流水、新ビジョン」、リーフレットでは「彩花、流水、色鮮やかな新世界」だったりして、マニアとしてはそんな違いを発見してはうれしくなってしまうのです。 |
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送付してもらったパンフレット一式。地図などはかなり詳細なもの。台湾北部のローカル線である平渓線(天燈で有名)には是非行って見たくなりました。 | パンフ表面。実際はA4×3枚を折り込んだリーフレット。参観のポイント「花園芸」「文化芸術」「先端テクノロジー」のうち、テクノロジーの文章が一番長いです。 | パンフ裏面。パビリオンの紹介。真相館(3D映像)、夢想館(インタラクティブ?)、未来館(巨大温室)ぐらいが人気パビリオンか。樹齢800年以上の盆栽も楽しみ。 |
Step5 2010/10 日本語版CM第2段発見 しばらく忘れていたうちに、日本語版の60秒CMが出来あがっていました。これも何とも台湾クオリティ。絶対、中国本土ではあり得ないCMでしょう。 そして、日本語版はないものの、「参与人物感動篇」も博覧会開催直前の緊張感と高揚感が心地よいです。何を言っているのか、なんとなく理解できます。 当初パース(絵)しかなかった建物が出来あがっているのも、個人的には感動。すでに試験公開が始まり、予約方法なども決まり始めている模様。入場券は悠遊カードから引くこともできるよう。そろそろ本腰を入れて調べ直さないと! |
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・蒲公英篇(日文) たんぽぽ娘(笑)ですな。「台湾初 台北の誇り」というところに自負とやる気が満ち溢れています。 |
・参与人物感動篇(中文) 博覧会とかイベントとかって本当に一杯の人が関わっているんですよね。4年間の心血を結集して。いよいよ開幕です! |
Step6 2010/11 航空券変更 最初から「本当に休みがとれるのかなぁ…」と若干の心配はあったのですが、やはりと言いますか、結構忙しくなってきてしまいました。9月から若干仕事の内容が変わった(追加された)のも、航空券を押さえた6月当時からは想定の範囲外でした。 どうしようかとちょっと悩んだのですが、マイルを無駄にするのももったいないし、せっかくなので開幕には立ち合いたいし、言っても近いしということで、1日短縮して年休1.5日とし、現地は土・日の2日間としました。無料で直前まで変更できるのは特典航空券ならではの利点で、これを活用させていただいたのです。 ただ、土日の2日間では、おそらく花博にしか行けないはずです。最初の台北で故宮博物館にも夜市にも101にも行かないのはどうかと思いつつ、まあ、博覧会マニアとしてはそれもありかなと。埋め合わせも考えていますし…。 ということで、何とか飛びたてそうです! |
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