いそべさとしのホームページ

過去の2日に1回日記(旧・お知らせ)保管庫(2009年4月〜6月)


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新年度 明けましておめでとうございます
 ということで、新年度です。机の配置も変わり、上司もかなり変わり、新しい人との出会いもあり、やはり「新しい年」だなあという感じです。
 あいさつの中などで去年1年間のことを思い出すこともあり、さて今年は何に取り組もうかなどと清新な気分にもなれます。仕事としては、現在の与えられた仕事をきっちりとこなした上で、もうちょっと関係課や関係団体にフォーマル・インフォーマルな関係を作っていくことが必要かなと考えています。予感ですが、おそらくこのまま産業労働畑を歩んでいくことになりそうなので、楽しくスムーズに仕事をしていく下地を作っていきたいと考えています。
 一方、大体の仕事の流れは分かったので、今年はプライベートも更に充実させたいと考えています。旅行は、サーチャージも下がったため、今年度はヨーロッパに行くつもりです。以前から気になっていた東欧のカトリック国・ポーランドで戦災から立ち直ったワルシャワの街並みやアウシュビッツ強制収容所、ヴィエリチカ岩塩抗などを見てこようかなと思っています。また、旅行以外にも、今年はすこし違ったことにも取り組む予定です。近日中にホームページにアップしますが、とりあえず公表はもうちょっとあとで。
 ということで、新年度からはホームページの更新は週1〜2回にする予定です。ホームページ作りも楽しい趣味なので、ぼちぼちと続けていきたいと思っています。(2009/4/2)

面白い検索キーワード
 本来、HYOPIX4月号も完全制覇した「クイズ&スタンプラリー」も更新したいところなのですが、新年度の連日の飲み会で頭の働きが悪くなっているので、ぼちぼち更新することにして、今回は、私のページに飛んできたキーワード検索のうち、1件のみで、面白いものを上げてみます。
 「kansaiラリー2009」…なんだか、関西の公道にマシンの鼓動が響きそうですな。
 「アザラシの像 兵庫」…そんなの兵庫県にあったのだろうか…。城崎マリンワールドぐらい?
 「ビジネスホテル 埼玉県伊奈町」…少なくともニューシャトル沿線にはなさそう。
 「伊丹空港 山形空港 乗りました」…ええ、確かに乗ってますよ、ええ。
 「公務員 出世 しない 方 得」…まあ、それはそう思いますけど、そこまで言っちゃいます?
 「公務員は個人情報が見れる」…少なくとも科学技術や広報・財政の担当では無理でしたが。
 「兵庫県立美術館 建築 不評」…まあまあ、まあまあ。
 「宿舎 600m 雪崩」…えっ、筑波大で?と思ったけど、黒部の話ですな。
 「常磐線 民度」…怖い!怖すぎる…。コメント不能。
 「筑波 なぜ 女体山 高い」…なんでなんでしょうねぇ。永遠の謎ですねぇ。
 「防衛庁二種 女性職員 教えて」…ぜひ僕にも教えてください。
 ためしにGoogle検索をかけてみると、意外や意外、僕のページが一番前に来てしまうのも結構あるようです(上の2つとか)。なかなか面白いので、またネタのない時に不定期で取り上げます。(2009/4/4)

ブラームス交響曲第1番
 昨日は芸術文化センター管弦楽団の定期演奏会でした。曲目はハイドンの交響曲、モーツアルトのフルート協奏曲、そして、ブラームスの交響曲第1番。
 クラシックというのはコンサートの前に曲を事前に知っていた方が感動できるし、楽しめると私は思っていますが、実は、ブラームスの1番は大学生時代、どこかの学生オケのコンサートで生を聞いたのが初めてでした。その時に初めて、あの4楽章のホルン→有名なメロディに出会い、猛烈に感動したのを憶えています。
 ブラームスは交響曲第1番を書くまでに約20年かかったそうですが、20年かかってあの単純かつ美しいメロディにたどり着くというのは、やはりただものではありません。佐渡裕さんも事前に話していましたが、この部分はハ長調という最も基本的な調性で書かれているとのこと。ただ、ハ長調というのは単純だけど、非常に美しいということも強調されていました。時間をかければかけるほど複雑怪奇になるのが凡人ですが、それを一度切り捨てる勇気を持つことも必要だなと改めて感じました。(2009/4/6)

買っちゃいました。
 みんな考えることは同じようで、どんどんチケットが売り切れているようなので早めに買ってしまいました。航空会社のwebサイトで購入した際のe-チケットって、本当にあっという間に来るんですね。まあ、昔の複写式のチケットはすぐに傷が付いて扱いづらかったし、そのあとの緑色の固い紙も折り曲げることができず不便だったのでe-チケット大賛成ですが、海外旅行の儀式がまた一つ減った気がしなくもない…。
 ともあれ、久しぶりのヨーロッパなので今から楽しみです。少しずつ勉強して、有意義な旅にしたいです。(2009/4/8)
Itinerary Information
Date Flight Departing Arriving Date Class Baggage
18SEP AF 0291 OSAKA KANSAI INTL PARIS CDG 18SEP L 20K
11:50 KIX CDG 17:15
18SEP AF 1246 PARIS CDG WARSAW 18SEP L 20K
18:35 CDG WAW 20:50
27SEP KL 1840 VIENNA SCHWECHAT AMSTERDAM 27SEP Q 20K
09:35 VIE AMS 11:35
27SEP KL 0867 AMSTERDAM OSAKA KANSAI INTL 28SEP Q 20K
15:40 AMS KIX 09:35

困りましたね…。
 なぜか、一昨日から右上腕に時折激痛が走る…。ずっとじんわりと痛いわけでもないので、ひねったのでもなさそうだし、原因が分からずに困っています。今日は午後から出張だったのですが、右手で持ったものを突然落としてしまったり、時折顔をしかめたりと、かなり挙動不審ではなかったかと思います。
 しっぷを貼っても一向によくなりません。お風呂に入ると少しは良かったので、使い捨てカイロを出してきて痛いところに貼っています。少しはましなようですが、まだ時折激痛が…。もしかして、痛風になった?でも、普通は足だし、関節部分だよなあ…。
 明日の午前中に病院に行ってみますが、明日から両親は韓国旅行。言っても仕方ないので、心配かけないように黙っておこうと思っています。ともあれ原因が分からないというのは不安になるものなので、早くはっきりさせたいです。(2009/4/10)
 ※ということで、今日はおとなしく寝ます。更新はまた週末にでも…。

2日間なにもしなかった、できなかった。
 土曜日の午前中に病院に行ったものの原因不明。もらった鎮痛剤が効いている間はいいが(ジャスト8時間の効果)、効果が切れるとまたもとどおり。さらに、どうも鎮痛剤の効果も落ちつつあるような気がする…。
 この土日はなにもできずに、ネットでニコニコ動画を見たり、たまったDVDを見たり、テレビを見たり、本を読んだり。特に予定もなかったので、もったいないというだけで問題はないのですが、明日以降、職場に出て仕事になるのだろうか…。外観は普通なだけに、正直、困りました。(2009/4/12)
 ※ということで、当面更新はできないとおもいますが、2日に1度、何か報告はします。

「藁人形に ごっすん ごっすん 五寸釘」も大変
 いまだ鎮痛剤漬けとはいうものの、どどどーんと激痛が走る感覚が少しずつ長くなっている気がします。一方でわき腹から右胸がピリピリとしびれるようになってきましたが、これは右上腕が常に緊張しているあおりではないかと感じています。
 某所に「あまりにも原因が見当たらないことから、これは誰かに祟られているのではないか。どこかで藁人形に五寸釘を打たれているのかも」と書きました。と、書いた後、ちょっと気になって調べたところ、何でも売っている楽天市場でも「藁人形」や「五寸釘」の販売はないようでした。さらに調べると、五寸釘は昔は柱の据え付けなどに使われたものの、最近は建材の性能向上もあって、実用的(?)に使われることはめったにないそうです。また藁人形も、コンバインで細かく切ってしまう昨今、綺麗な藁の入手自体が困難な模様。ということで、最近は呪うのもなかなか大変だなあと思う今日この頃です。(こんなことを考えられるほどには回復してきているということです…原因不明なのでもう少し大人しくしておきますが。)(2009/4/14)

原因判明
 帯状疱疹(ヘルペス)でした。水ぼうそうのウィルスが、何かのきっかけで再度暴れ出して起こる病気です。
 そんなに珍しい病気ではないそうですが、上腕に出るのは珍しいとのこと。肋間神経から来ており、痛みの後遺症も多少心配だそうですが、「まあ若いので大丈夫でしょう」とのことでした。とはいえ、帯状疱疹自体、50歳以降の人に多いらしく、あまり安心はできませんが…。
 ともあれ、原因が分かったので対処もできます。そうでなくても、物事の因果関係を知りたい、分かりたいというのは人間の人間たるゆえんのところのようでして、そのために古代の人々は「神の怒り」だの「何かのたたり」だとのという概念を持ち出してきていたわけです。いざ自分がこうして病気になってみると、そういうことが身にしみて分かります。
 2、3週間で症状は落ち着くそうですが、薬を飲むのと、極力安静にしておくぐらいしかすることがありませんので、当面は病気を言い訳に、のんびりさせていただきます。(2009/4/16)

ポーランドのことを調べたりとか
 帯状疱疹の方は、薬の効果か自然治癒か、明らかに以前に比べれば痛みはましになってきました。少なくとも、鎮痛剤の効いている7時間はほとんど痛みを感じなくなりました。一方、発疹は右上腕から胸・背中にかけて帯状とはいえないほど広範囲に出ており、「脱いだらすごいんです」状態ですが、それも新たな発疹は収まる方向のように感じます。
 とはいえ、流石にこの週末も家でじっとしております。2週間続きで土日に用事が入っていないことは珍しいのですが、そういう意味ではいい時期に病気にかかったとも言えます。本当は、ホームページのトップに出せるような綺麗な花の写真をどこかで撮ってきたかったのですが、まあ仕方ないですね。
 ということで、昨日からネットでクラッシック音楽をBGMに聴きつつ、ポーランドのことを調べています。旅行遍歴を見て改めてびっくりしたのですが、完全な個人海外旅行は実は9年ぶり。その間、英語を使う機会はほぼ皆無でしたので、英語力の低下があっても当然といえます。一方、こんなインターネット状況になってから初めての個人旅行で、あまりにもいろんな情報が簡単に手に入るため(ただし英語多し)、逆にとまどいもあります。
 今回は陸路3カ国国境越えだの、国内線飛行機だの、夜行列車だのと、なかなか骨のある旅になりそうです。ただ、基礎体力が落ちてきていることは今回の帯状疱疹で実感しましたので、あまり過激に厳しいスケジュールにはせず、一方でしっかりと事前準備して臨みたいと思います。(2009/4/18)

確実に快方に向かっていますが
 明らかに痛くない時間が長くなってきています。発疹も見た目はひどいですが、だいぶ枯れてきた状態です。鎮痛剤も少しずつ減らしていくとのこと。ともあれ、良くなる方向なのは安心です。
 と、まるでそれを待っていたかのようにいろいろと用事が入ってきつつあります。まあ、それでご飯を食べている以上、仕方ないんですけどね〜。
 土日にちょっとコンピュータ内の整理もして、だいぶ上げていないネタもたまっていることに気付きました。多少時期外れなものも多いですが、ぼちぼち紹介していこうと考えています。(2009/4/20)

新たな一歩
 今日は入学式でした。「入学式」。なんて久しぶりの言葉なんでしょう!とはいえ、来賓に知った人がちらほらと…気付かれたかな。
 いろんな話、いろんなことが沢山あって、まだ整理しきれません。明日は少し時間があるので、言われたことのまとめがてら、振り返りたいと思います。(もうページは準備できているのですが、今日の分が書けそうにないので…。)
 帯状疱疹はあきらかに治ってきました。鎮痛剤なしでもなんとかやっていけます。当面、いい気になって遊びすぎないよう、気をつけたいとは思っています。(2009/4/22)

はじめての
 オークションで持ち物を売ってしまいました。これまで購入したことは数限りなくあるのですが、こちらが売り手になったのは初めて。
 売ったものは飛行機の株主優待券。GWの旅行をやめたため、急に不要となったのです。最初は落札者が付かなかったものの、値段を下げて出品したところ、次々と入札が入り、最終的には当初想定額以上になりました。これを元手にもう1枚「スルッとKANSAI3dayチケット」を購入してしまうかどうか、考えどころです。まあ、無事に先方にものが届くまでは、まだまだ安心できませんが。
 舞台技術学校の初授業も今日でした。30代後半になっても、こんなに初めてのことが沢山あり、日々新鮮な気持ちになることができるのはありがたいことです。(2009/4/24)

うーん、なかなか治りませんね
 徐々に治りつつあった帯状疱疹ですが、ここに来て右上腕とその付け根の痛みとしびれがなかなかとれません。なぜか、午後の調子が悪く、鎮痛剤が手放せない状況です。「帯状疱疹後神経痛」というものがあるらしく、それになってしまうとなかなか大変だそうですので、ちょっと厄介だなあと思っています。
 先週は仕事でも出張が多く、予算関係の案件が突然入ってきたりとか、久々に多忙でした。また、プライベートの方も舞台美術学校の入学式・初授業があったりと、充実していました。病み上がりの身には多少きびしかったのかもしれません。
 幸か不幸か、GWにはそれほど大きな予定も入れていないので、のんびりゆっくり過ごしたいと考えています。多少残念ではあるのですが、仕方ないですね。ちなみに、あと2日で誕生日、ますますアラフォーに近づいてきましたな。(2009/4/26)

楽しい誕生日
 夕方まで誰からもお祝いの言葉を頂けなかったので、ケーキ1個を買ってきて、仏壇からろうそくを取ってきて、パソコンの前で一人でお祝いしようと考えていたのですが、帰宅したところ、残念ながら親には気付かれてしまっていました。こういうのは一人でも気付かれてしまうと終わりなので、残念なような、そうでもないような。
 異常気象なのか、もう5月だというのになんだか急に寒くなり、メキシコやアメリカでは新型インフルエンザも流行し、海外旅行には自粛ムードが広がり、経済にも暗雲が漂っています。夏のボーナスも10万円以上減ってしまうようです。明るい話はあまりないのですが、舞台技術学校やポーランドのことを考えつつ、元気を出してやっていかないと、と改めて思ってみたりしています。(2009/4/28)

大きなお買い物
 誕生日だからという訳ではありませんが、大きなお買い物を二つしました。
 一つ目は「神戸ポートアイランド博覧会記念公式メダル」。公式記録集によると、純金(15万円)、純銀(2万円)、純銅(3千円)、コイン型ペンダント(2万5千円)の4種類があり、このうち純銅だけは持っていたのですが、他は未入手でした。今回、たまたま他の3種がヤフオクで売り出されているのを見つけ、思い切って落札してしまいました。定価よりは安かったのですが、それでも相当高額な買い物であることは間違いありません。純金はやはり人を虜にする何かがあるなあ、とか思いつつ、眺めて楽しんでいます。おそらく、私のポートピアコレクションで最高額のものとなるでしょう。
 もう一つは、私がお金を出したわけではないのですが、両親が神戸の地にお墓を買いました。自宅から六甲山を越えて、ちょうど真後ろになります。特別なことがない限り、私もそこに収まるはずです。正直意外でしたが、今は何か、奇妙な安心感を覚えています。
 そんなこんなで、37歳の1年間が始まりました。(2009/4/30)

ごそごそと作業中
 どうも今日は右腕がずんずん&ピリピリと痛む…。薬も無くなりつつあったので病院に行ったところ、普通に比べるとひどい帯状疱疹だったので、神経が修復するのにも時間がかかっているのでしょうとのこと。こればかりは「時間ぐすり」ですので、ビタミン剤を飲んでゆっくりする以外、仕方ありません。
 ところで、先日ホームページの容量を確認したところ、biglobeの無料スペースの上限にそろそろ近づきつつあることが判明しました。写真をダウンサイズし、動画はYouTubeにおいているにも関わらず…。せっかくなので、独自ドメイン込みでレンタルサーバに移るべく、現在作業中です。一気にドーンとすべてを動かしてしまっても良いのですが、リンク切れの問題もありますし、せっかくの機会なので少しずつ修復しつつ、動かしていこうかなと考えています。また、ご連絡します。
 ちなみに、ホームページのサーバ移転はこれで2回目。でも名称は、伝統の「いそべさとしのホームページ」から変えない予定です。この時代に実名はどうかと思いつつ、これまで10年近く実名でやってきたわけですし、特段の支障も出ていません。もっともっと偉くなればいろいろと問題が生じるのかもしれませんが、地方役人ってそこまで力もありませんしね。
 今日は夕方からピッコロです。なんだか演劇に取り組んでいる気分になってきました。(2009/5/2)

田舎生活
 昨日、両親と一緒に宍粟市(旧山崎町)に藤としゃくなげを見に行ってきました。高速道路料金も安いし、翌日以降は天気が悪そうなので、ちょっとだけ遠出しようかということになったのです。
 藤の名所の神社には「駐車場あり」という情報と「なし」という情報があったのですが、田舎のことだからおそらく近くにあるに違いないと思って無理やり行ったところ、案の定、地元の人が特設駐車場を用意してくれていました。また、しゃくなげ園でも掃除の方から「こんにちわ」と声をかけられたり、逆に食堂はどこか要領が悪かったりと、神戸から1時間半ほどであるにもかかわらず田舎の雰囲気を満喫できました。そういえば、正午になるとなぜかスーパーから人波が消えるのも田舎ならではです。
 自分は東京生まれ芦屋・神戸育ちではあるのですが、筑波の7年間、豊岡の2年間と、多少なりとも田舎の雰囲気を体験することができました。その知識が直接役立つことはあまりないのですが、世の中には都会とは違う時間と空気が流れるところがあり、それなりの苦しみもあれば楽しみもあるということを知っているということは、人生にとって大きなプラスになっていると思います。そんなことを感じながら、ゴールデンウィークの1日を楽しみました。(2009/5/4)

なんということでしょう
 …というほどではありませんが、改装オープンです。多少は雰囲気が変わったでしょうか。本当はスタイルシートを使いたかったのですが、もう少し勉強が必要そうなのと、あまりにも他の人と似たページなのも癪に障るので、当面はこのテーブルバージョンで行こうかなと思っています。ブロードバンド時代にこれが読めないということはないと思っているのですが、さて。
 ホームページ作りを本格的に再開してから約半年ですが、ファイル数もフォルダ構成も意外とややこしくなってしまっており、移転にもそれなりの労力がかかる状況になってしまっています。特に兵庫県・神戸市関係は、折々に、さまざま題材で、さまざまなレイアウトで作ってしまっているので、移転に相当手こずりそうです。逆に、「全国中央駅」は最初からレイアウトを決めており、ネタの調理方法もいつも一緒のため、非常に容易に移転することができました。
 とはいえ、きれいになっていくのはなかなか楽しいもので、久しぶりにコンピュータいじりの楽しさも味わいつつあります。修正も加えつつ、懐かしみつつ、手作業で行っているので、もうしばらく、biglobeとisobesatoshi.comの二重生活が続きそうです。(2009/5/6)

食博に行ってきました
 先日、大阪南港のインテックス大阪で開催されていた食・博覧会09に行ってきました。4年に1回の開催。インテックス大阪全館使用の珍しいイベントのため、多少お仕事的な興味もあり、行ってみたのです。
 朝一から行ったので、中国雑技も見れましたし、コナモン五大陸フードコートもささっとこなし、関電の試食をもらったりと、結構楽しめました。宮崎地鶏の炭火焼とか大トロのおすしとかリーガロイヤルのローストビーフとか、有料の物も結構楽しみました。対馬のろくべえや山形の玉こんにゃく、高知のアイスクリンなど、懐かしいものも。地元にいるだけではなかなか食べにくいものが一度に多数楽しめるという点では、旅行派グルメの私にとってもかなりアドバンテージ高めです。
 最後の締めに裏千家のお抹茶を頂いたのですが、うるさい館内の中でもお茶を頂いているときだけは、そこに不思議な静けさを感じることができました。舞台技術の次はお茶でも習うかな…とちょっと思ったり。こうして今年のゴールデンウィークは終わっていったのでありました。(2009/5/8)

芸文センターに行ってきました
 先日、芸文センターでPACオケの「オールチャイコフスキープログラム」に行ってきました。PACオケは定演の会員にもなっており、ユースオーケストラとは思えないほど上手いと思い、周囲にも薦めていたのですが…。一生懸命やっていた人には申し訳ないのですが、今回はかなりコケましたね。特に2曲目の「ピアノ協奏曲第1番」は独奏ピアノとオケがばらばら。私が体でリズムを取りたくなったほど。チャイ5も最後は力で押し切ったものの、決していい出来とはいえませんでした。
 定演の3回公演とは違い1回限り、メンバーもエキストラプレイヤー少なめ、コンサートマスターがゲスト、新年度ということで初登場の人も多かったのかもしれませんが、プロである以上、あれはどうかと思います。補助席まで使った超満員なのですから、それに応えるだけの演奏をいつも心がけていただきたいものです。
 チャイコフスキー好きなだけに多少厳しくなるのかもしれませんが、チケットの売れ行きに安心することなく更に精進を重ねていただきたいと、パトロンたる納税者の立場からも切に願います。(2009/5/10)

国内旅行も移動しました
 分量が多く、またジャンプページも多く用意しなければならなかったのですが、月曜日はアフターファイブに何もなかったことから、えいっと若干強引に動かしました。残りは兵庫神戸関係とつくばをどう動かすのか…。つくばはbiglobeに残しておいてもよいのですけどね。
 改めて読み返してみると、やはり富山の分などはだいぶ作り方に拙さも感じます。ただ、それを直してしまうのも逆に味がなくなるので、明確におかしいところやリンク切れを除いては、本格的に修正はしていません。
 思えばたくさんのページを作ってきたものですし、それにも増していろんなところに行ってきたものです。そのうち飽きるかなと思いましたが、今のところはまだ飽きてもいません。もうしばらくはページを作り続けると思いますので、時々覗いていただければ幸いです。(2009/5/12)

秘めたるタカラモノ
 舞台美術学校に通い始めて思うのが、実に多彩な能力を持った方がいるということ。大学で専門的に演劇を学んでいる人や、放送部や吹奏楽団の経験がある人、自分で劇団の立ち上げから終えんまでを見守った人、アナウンスや演劇学校の経験がある人など、本当に多様なタレントの持ち主がそろっています。
 思い起こせば、つくばで市民劇団をしているときにも、素晴らしい能力を持った方が多く、毎日が驚きでした。特に印象に残っているのが、小4チームの女の子たちのお母さん方。それぞれに歌やダンスなどで活躍していた過去を持ち、ある程度夢やぶれて、今はそれを秘めて主婦をしている人が結構居たのです。「○○ちゃんのお母さん」では失礼なほど、一人ひとりが魅力的な女性であり、非常に刺激的だったのを覚えています。
 演劇というのは、そういう秘めたる力をきらりと光らせるには一番良い場なのかもしれません。10年以上たって、やっとこの世界に戻ってきました。(2009/5/14)

さりながら
 私は公務員の仕事の中で、結構イベントに携わらせていただいています。その中で思うのは、イベントの結果というのは天気や周囲の状況など、運によるものが大きく、それで評価されてしまうというところがあるということ。頑張らないと必ずうまくいかないのですが、頑張ってもうまくいくとは限りません。普通の公務員の仕事とはかなり違います。
 今日、そして明日と神戸まつりを始め多くのイベントが中止されました。中には私も絡んでいたものがあります。直接担当はしていませんが、そのために頑張っていた人々をよく知っているだけに、大変残念としか言いようがありません。ただ、中止の決断自体は全く妥当であったと思いますし、私が責任者でもそうしたでしょう。とはいえ、露の世は露の夜ながらさりながら、といったところです。
 今後の他のイベントの動向や「あいたい兵庫ディスティネーションキャンペーン」の行方など、気になることは多々ありますが、当面は推移を見守るしかありません。実際の感染も悪い風評も、ともに一日も早く収まることを願うのみです。(2009/5/16)

白黒の世界から 色が広がる
 私の職場の近くに相楽園という日本庭園があります。これまでは「単に近くにあるなあ」と思うだけだったのですが、年間パスが900円と知ったことから購入し、時々パンを持って入って中でランチをしています。椅子はいつも空いており、有料の公園ですから手入れもしっかりとされており、なかなか快適です。
 先日ふらっと行ったところ、れんがづくりの厩舎の中でイラストレーターWAKKUNの企画展が行われていました。神戸在住であれば、一度はそのイラストを見たことがあるはずです。今回は詩を墨で書いているのですが、これがなかなか素晴らしい。単に墨で白い紙に書いただけなのですが、読んでいくと非常に鮮やかな色彩が広がっていくのです。詩の良さもさることながら、作者の思いがダイレクトに伝わってきます。5月のさわやかな陽気のなか、ひっそりとしたれんがづくりの建物の中で、独特の空間が演出されていました。
 後ろにあやしいおじさんがいたのですが、その方がWAKKUNご本人でした。私はもっと若い人かと思っていたのですが…。一種独特で、でも純朴な方でした。感想をうまく言えなかったので、近々、また行ってこようかなと思っています。
 ということでお薦めなのですが、会期は5月31日(日)まで。それまでに新型インフルエンザ騒ぎが終息しているかどうか…。困ったものです。(2009/5/18)

久しぶりに全国中央駅を追加
 2カ月ぶりに全国中央駅めぐりを追加しました。今回は、関西の雄とも言うべき千里中央駅、せんちゅうです。
 全国中央駅めぐりのページは決してアクセスが多いわけではないのですが、個人的には非常に好きで、書きがいのあるページです。事前の下調べをし、場合によっては関連する本を読み、現地では極力歩きまわり、写真をとりまくり、帰ってからも写真の選択と文章の中身で悩み、そして何とか一つのものに組み立てていく。雑文とはいえ、それなりに達成感があります。昔広報課時代に特集記事を書いていたので、それと似た雰囲気かもしれません。もちろん、広報誌に比べれば内容も文章も、相当柔らかく自由度も高いですが。
 ちなみに、写真は撮ったものの5分の1か6分の1程度しか使えません。ネタについても、千里中央駅南口横の「ニューアストリア」のカツサンドは絶品で、おばあちゃん一人やってきて食べてたり、独特の文化が息づいているとか、面白いものもあるのですが、うまく文章や写真の流れに合わず、割愛せざるをえませんでした。
 ということで中央駅めぐりは1ページ仕立てるにもそこそこに時間がかかり、旅には出ていてもなかなかまとめられません。で、何で今回まとめる時間ができたかというと…ご想像の通り、インフルエンザによる諸事自粛です。高校生ほどでないけど、急に暇ができてもどうしようかなあといったところなのです。とりあえずは図書館から本をたくさん借りてきて、読破でもしようかなと思っています。(2009/5/20)

不要不急
 インフルエンザの影響、広がってきています。パブリック(仕事)・プライベート(舞台技術学校・飲み会)ともに影響を受け、手帳に書かれていた予定が次々に二重線で消されていきました。ほとんど不眠不休で対応に追われている医療・保健関係の県職員の方々には大変申し訳ないのですが、私個人については突然暇になってしまったというのが正直なところです。
 課内でも若干自虐的に「うちの仕事はすべて不要不急だもんなあ」と言っていましたが、確かに私のやっているイベントだの産学官連携だのというのは、やらなくても人が死んだり会社が倒産したりしない事業で、真っ先に自粛になってしまうのは仕方ないとも言えます。
 しかし、「不要不急」という言葉、行政ではよくつかわれるのですが(たとえば問題になった某県とか伏魔殿と言われる某省庁とか)、実はよく考えるとちょっと不思議です。「不急」は「急ぐ必要はない」ということで分かるのですが、「不要」ならそもそもする必要がない仕事なわけです。もちろん、よくよく考えたら必要ではなかったという仕事も沢山ある気がするのですが、「急ぐ必要はない仕事=必要性のない仕事」という高級官僚チックというか中央集権的な色彩が見え隠れして、あまり好きではありません。
 地道な研究や普及啓発、文化の振興や伝統の継承など、急ぐ必要はないけれど必要な仕事というのは沢山あるはずです。言葉じりを捕らえるのは本意ではありませんが、言葉が社会の雰囲気や傾向を決めるという部分も確実にあるので、それはそれで注意していかなければならないなと思っています。(2009/5/22)

学生割引
 先日、あるチェーン店の居酒屋に舞台技術学校の人々と行ったところ、なんと舞台技術学校の学生証で「学生割引」が効いてしまいました。劇場周辺の店とはいえ、まさかこの年で学生割引とは…。なかなか、貴重な体験でした。
 最近、10歳以上年下の人たちとため口で話すという貴重な経験をしています。20代半ばを過ぎて人生で初めて体力の衰えを感じたり、自分のできる仕事とやりたい仕事のギャップに悩んだり、恋愛相手との微妙な関係に疲れたり…と、確かに私自身も「昔そうだったよなあ」と思い当たる節のあることが沢山あります。日々の忙しい生活の中でついつい忘れていたそんなことを思い出せる機会というのは、本当に貴重です。自分の来し方を再度振り返るよいきっかけとなり、古いホームページデータを眺めてみたりとかしています。
 失敗だらけの人生ですが、ほんの少しは成長しているのかな、とか思ったりもする今日この頃です。(2009/5/24)

ブログ連動
 私のページはいわゆる「個人ホームページ」であり、ブログではありません。ただ、この「2日に1回日記」だけは明らかにブログ調であり、そうするとさまざまな機能が利用できるブログの方が何かと都合がよいようです。
 ということで、昨日、なんとか連動させようと頑張ってみたのですが、私の今の知識ではなかなか難しい…。1995年にホームページを立ち上げた頃は、そのためだけにUNIXを憶えて、サーバーに入って作業しましたが、正直、だいぶ忘れてしまっています。更に、RSSフィードを取ってきて掲載するという方法が最も楽なようですが、RSSは500バイト(約250字)までという制約もあるようで、この文章のすべてを取ってくるには若干スペックが足りないようです。タイトルだけなら、なんとか取ってこれるのですが…。
 ということで、もうしばらくは原始的に、手でコピペを繰り返すことになってしまいそうです。HTMLを覚えてから十数年経ちますが、ページも私の能力もなかなか進化できません。でも、こういうコンピュータいじりは結構楽しいです。(2009/5/26)

ダガーナイフ規制に思う
 7月からダガーナイフを所持しているだけで罪に問われるそうです。つい数年前まではどこでも買えたものが、まるで拳銃か麻薬扱いになります。規制強化のきっかけとしては秋葉原の連続殺傷事件があり、ダガーナイフは人を傷つける以外にほとんど使用方法がないため、禁止となったようです。しかし、個人が持っていたものまで「刀狩」のごとく提出させ、所持を禁止するというのはちょっと行きすぎではないかと思わなくもありません。美術的価値のあるものや思い出のこもったものもあるでしょうが、警察庁のHPを見る限り「こういう手続きをとれば引き続き所持できる」という示唆は一切ないようです。
 そもそも手段を規制しすぎるのは、まさに監視国家への道です。戦後60年の平和ボケの中で、警察権力というものに対する国民の警戒感がなくなってしまったとも考えられます。ダガーナイフはだめ、少年コミックにラブシーンはダメ、裸に近い姿でのダンスなどもってのほかとかいう規制が、そのうちに包丁も許可制、コミックは事前検閲、演劇でもアドリブは一切不可となっていく可能性は、決して少なくないと思っています。自由に対する規制に対しては常に厳しい目線を向けておくことが必要だと、一国民として真に思います。(2009/5/28)

 参考までに有名な文章を。民○連とは違うので出典も書いておきますね。
 ナチ党が共産主義を攻撃したとき、私は自分が多少不安だったが、共産主義者でなかったから何もしなかった。
 ついでナチ党は社会主義者を攻撃した。私は前よりも不安だったが、社会主義者ではなかったから何もしなかった。
 ついで学校が、新聞が、ユダヤ人等々が攻撃された。私はずっと不安だったが、まだ何もしなかった。
 ナチ党はついに教会を攻撃した。私は牧師だったから行動した―しかし、それは遅すぎた。

引用元:「彼らが最初共産主義者を攻撃したとき」(2009年4月9日 (木) 03:23 UTCの版)『ウィキペディア日本語版』http://ja.wikipedia.org/

再度の怪
 「のっぺらぼう」の話をご存知でしょうか。道端で泣いている女の顔を覗き込むと、目も鼻も口も全くないのっぺらぼう。驚きのあまり逃げ出した男は近くにある蕎麦屋の屋台へ。親父さんにのっぺらぼうと出会った話をしていると、「お客さん、それはもしかしてこんな顔かい?」と親父も実はのっぺらぼうだった…というお話です。このように、一度ではなく二度三度と物の怪に会う話を「再度の怪」といい、世界中でこのパターンのお話があるそうです。
 この話が怖いのは、のっぺらぼうに会ったことよりも、仲間(人間)と思って頼った蕎麦屋の親父ものっぺらぼうだったという怖さでしょう。そもそも他人に対する信頼感というのは相当に貧弱な根拠によるものですが、あまり考えないことにより社会生活というのは成り立っているところがあります。たとえば、走行している車が突然自分に飛び込んでくる可能性は皆無で、乗っている電車の運転手も万全の体調で規則を守って運転していると、なかば盲目的に信じ込まなければ、社会生活というのは全く送れなくなります。逆に、それを破壊するような犯罪(たとえば無差別型の連続殺人とか、当然安全と思っていた列車の暴走・脱線事故とか)は社会に大きな衝撃を与え、厳しく罰せられるのでしょう。
 ということで、以上が「ひくらしのなく頃に・鬼隠し編」の感想でしたが、いかがでしたでしょうか。(2009/5/30)

思い出ホームページ
 最近、舞台技術学校に通っていて思うのは、市民劇団時代の1年半というのは実に濃かったなあということ。鉄管むすびしかり、ブラインドウォークしかり、箱馬の寸法しかり、体が覚えていたり、突然思い出したりすることが良くあります。その中で、当時の自分のやったことや感想が分かれば楽しかったのではないかと思うことが結構あるのです。
 残念ながら私はプライベートでは日記を書いておらず、当時のことを思い出す縁がありません。つくば市の図書館に行けば、カリキュラム自体は分かるのかもしれませんが、その時に自分が感じたことは今となってはもう分からないのです。かなり残念な気がします。
 このあたりが、今回、多少の軋轢を覚悟しつつ「舞台技術学校日誌」を始めた理由です。1年の中でも、「最初はこんなことを感じていたんだなあ」という成長の記録が見えてくるだろうなあと思っています。人生日々成長、まだまだ面白いことが沢山ありそうです。(2009/6/1)

ラクリマトリウム〜涙の小壜〜
 最近、読んでいる本の一つに「世界の奇妙な博物館(ミシェル・ロヴリック著)」があります。文字どおり世界中の奇妙な博物館が掲載されており、日本からは「目黒寄生虫館」「きつねの神社(伏見稲荷大社)」がエントリーされています。伏見稲荷は博物館ではないのになぜと思いますが、確かにあの景色は外国人にとって壮観であろうと思います。
 その中で、涙をためておく小壜についての記述がありました。「アタナシウス・キルヒャー会報」(オンラインのみ←内容が変わってる?)の紹介の中で、ひとの涙をためるために使われたラクリマトリウムという壜があり、19世紀には中身が蒸発するように隙間のある壜も作られ、乾いてしまったら哀悼の時期も終了とした、と書かれています。なんとなく興味を持ってインターネットのページを調べてみたのですが、類似のものが見つかりません。これって本当の話なのでしょうか?
 しかし、涙の小壜、ラクリマトリウムというのはロマンチックというか、独特の感傷を抱かせます。これを使って歌詞が一曲分書けそうです。私のイメージとしては、キャリアウーマンの女の子が、ラクリマトリウムに失恋の際の涙をためていて、毎朝それに挨拶をして仕事に出かけていく、という感じなのですが。合わせて、ラクリマトリウムに関する更なる情報提供をお願いします。(2009/6/3)

乗り越えた経験
 最近、舞台技術学校でひそかに流行っているのが、年齢当てです。確かに舞台技術学校生は、明らかに若い演劇学校生と違って社会人が多く、年齢不詳の方が多いのも事実です(そのうちの一人が私かと思いますが…)。実際のところ、舞台技術学校生も中心は20代なのですが、その中ではかなりバラけています。私にとって23歳も26歳もあまり大差ないように見えるのですが、彼ら・彼女らにとっては大問題のようです。
 その中で思うのは、人は年齢というよりも経験だなということ。特に、趣味でも仕事でもよいのですが、特定の時期にしっかりと物事に取り組んだ経験のある人は、強いというか、人間ができています。厳しい状況を乗り越えてきたという自信もさることながら、自分の限界を知っていることも精神的な余裕に繋がっているようです。これは年齢の多少にあまり関係ありません。
 しかし、大学でサークル活動もせず、研究にも没頭せず、社会人になってからもアルバイトばかりという人はそういう経験を得る機会も少ないわけで、正直かわいそうな気がします。最近、ニート問題に世の中の関心が移り、フリーターはあまり問題視されないようになりましたが、フリーターも若いうちに仕事に打ち込むという経験ができないのは大問題のような気がしています。もちろん、音楽や演劇でビックになることを目標に、フリーターはあくまでも生活の糧というのであれば問題はあまりなく、例え音楽や演劇の世界で芽がでなかったとしても、次の世界(例えば公務員とか)でまた新たな気分で頑張れるようです。ただ、そうでもないフリーターが密かに増加しているのではないか、そしてそういう30代、40代が密かに増えてきていないか、そんな危惧を抱きつつある今日この頃なのです。(2009/6/5)

ぼちぼち更新とします
 校外学習(遠足)も終わり、いよいよきっちりと週2回、本格的に舞台技術学校が始まりました。来週はさらに鑑賞授業も入り、補講にも欠かさず行っているため、週の半分ぐらいはピッコロに行っていることになります。逆にいえばこれまで暇だったことの裏返しでもあるのですが、多少、無理している部分もあるのかもしれません。また、仕事の方も、持っているイベント2本がいずれも直前期に入りつつあり、結構立て込んできました。
 ということで、これまで主要な暇つぶし手段(?)であったホームページ更新に掛ける時間は必然的に減っています。そもそも本体を2日に1更新という状況自体が、多少異常でした。今後は、2日に1回日記は相変わらず2日に1回更新しますが、本体の更新は週1、2回、それも舞台技術学校日誌を中心にしようかなと思っています。もちろん、夏休みなどには旅行に行き、関係のコンテンツが増えると思いますが、当面、仕事と学校が忙しい間はそちらに力を注ぐ所存です。
 ということで、多少更新頻度は落ちますが、今後とも「いそべさとしのホームページ」をよろしくお願いいたします!!!(2009/6/7)
 
係長試験的な試験を受けてきた
 正直、前の職場を出た際に出世する気は全くなくなっているのですが、一応参加することに意義があるようなので、係長試験的な試験を受けてきました。「的な」というのは、正確には特定の研修を受講するための試験になっているからで、これに通ったからと言って決してすぐに係長になれるわけではないものの、実際上は試験に通らないとまず係長になれないため、事実上の係長試験とされているからです。このあたり、組合との意見の相違などがあるようです。
 研修は8月に行われるため、今の仕事(8・9月のイベント)をしている分には参加することが事実上不可能ですし、今年度は舞台技術学校、来年度は上海万博に熱中するつもりなので、今回は本当に見学のつもりで行きました。
 同世代の県庁職員(大体35歳から45歳)のほぼ全員が集まるため、千人近い数で結構壮観です。駅で降りる人もみな、同業者でした。中にはまじめに勉強している人もいるのでしょうが、そうでない人も多く、正直独特の雰囲気でもありました。良かったのは前の課の同僚や、地方機関に出ている同僚と久しぶりに会って話ができたことぐらいでしょうか。とはいえ何年も受けに行くのは正直時間がもったいないと思いますし、雰囲気も知識としてよく分かりましたので、今後よほど通る自信ができない限り受験しない方が良いかなと思ったりもしています。(2009/6/9)
 
男の子は女の子のことに興味があり 女の子は女の子のことに興味がある
 タイトルですべて書き尽くしておりますが…ピッコロに通うようになって、自分がちょっと引いた立場から皆さんのことを観察していて、なんとなく思ってしまったことでもあります。まあ、年齢層高め・独特な人が多い・お互いあまり知らなくてもやっていける舞台技術学校というよりは、いろんな意味で若くて人間関係が濃い演劇学校の方がより明確なようです。生物学的説明、心理学的説明、社会学的説明、いろいろできそうではありますが。
 これが真実だとすると、男の子(の一部?)は全く注目を浴びていないことになります。ただ、それもなんとなく分からなくもない…。
 しかしまあ、後になると赤面してしまうようなことでも、若いうちにしかできないことって色々ありますし、みんな頑張ってもらいたいなと、ちょっとした保護者気分にもなりつつある、24歳と21歳の同級生と一緒に飲んだ晩でありました。(2009/6/11)
 
Road to SYANGHAI 2010 !!!
 まだポーランドにも行っておらず、来年度はどのような仕事をしているのかも全く分からないにもかかわらず、JALの国際線特典航空券を申し込んでしまいました。
旅程表  ITINERARY
日付
DATE
都市
CITY/AIRPORT
ターミナル
TERMINAL
便名
FLIGHT
クラス/予約
CLS/STATUS
時間
TIME
予約番号
REFERENCE
(FB/BGG/NVB/NVA)
01MAY (SAT) OSAKA/KANSAI JL 891 Y/OK 1025 JXCXX2/JL
01MAY (SAT) SHANGHAI/PUDONG 1 JAL INTERNATIONAL  1155 ( 2H30) NS
  (Y/JMJ00 /20K / /13JUN)
 
06MAY (THU) SHANGHAI/PUDONG 1 JL 898 Y/OK 1810 JXCXX2/JL
06MAY (THU) OSAKA/KANSAI  2120 ( 2H10) NS
OPERATED BY (Y/JMJ00 /20K / /13JUN)
 JAL EXPRESS
 私の趣味をご存じの方ならすぐ分かると思いますが、5月1日から開催される上海万博(中国では世博)に行くのです。
 5月の連休は中国もGW中であり、混む可能性もあります。事実、開幕から数日間はチケット料金も高めです。ただ、それが逆に入場者数を減らさないか、日本と同じように当面様子見で意外と少なかったりしないかと、そんなことも期待している次第です。とりあえず、宿なしにならないように、ホテルを早めに探さなければと思っています。(2009/6/13)

「おはようございます」と「こんばんわ」と
 芸能界の人が時間に関係なく「おはようございます」というのは良く知られた話かと思います。もともと歌舞伎の世界から来たそうですが、演劇の世界でもやはり挨拶は「おはようございます」が基本だったりします。
 ただ、素人がまるで芸能人になったかのように「おはようございます」というのが良いのかどうかは意見が分かれるところです。アマチュアはアマチュアらしく、「こんにちわ」「こんばんわ」など時間に合わせた挨拶をすべきというのも分からなくもありません(事実、高校演劇の本などではそう書かれていたりします)。
 現在、ピッコロには演劇学校と舞台技術学校があるのですが、演劇学校では「時間に合わせた挨拶をしましょう」、舞台技術学校では「舞台の世界に入った以上は『おはようございます』といいましょう」と、違った指示がなされています。特に話し合ったわけではなさそうなので、たまたま考え方の違う先生がそれぞれの思いで指示されたのでしょう(技術学校は劇場側に近い存在のため、その社会にとけ込んだ方が良いということもありそうですが)。今年はお互いに乗り入れる機会が多いため、人によっては多少混乱してしまっているようです。
 この出来事というのは逆に言うと「世の中には正しい答えってたくさんあるんだよ」ということを、若い人たちに教えているような気がします。どちらの考えも間違ってはいないのです。どちらも間違っていない以上、あとは、それぞれの社会で決められたルールに則って生活するのが正しい在り方なのでしょう。
 10数年ぶりの学校生活は、改めていろんなことを発見させてくれます。(2009/6/15)

一度の大きな悲しみとずっと続く小さな悲しみと
 がんや心臓病、脳卒中など命にかかわるような病気は大事ですし、医師も周囲の人々も彼が治癒するまで一生懸命取り組んでくれます。しかし、日常的なアレルギー疾患、例えば、ぜんそくだのアレルギー性鼻炎だのアトピー性皮膚炎などは、命にかかわる問題でもなく、治らなくても持病だから仕方がない、ある程度我慢すべきとされてしまいがちです。しかし、こういう日々降り積る息苦しさや痒み、止まらない鼻水の煩わしさというのは、少しずつ積もっていくことによって、結局は大病以上の苦しみをその人に与えているような気がします。
 恋愛でも同じことが言えそうな気がします。大恋愛・大失恋というのは確実にその人にダメージを与えますが、一種のカタルシス性もあって逆にその人を成長させたりします。しかし、ずっと恋愛をしていない、できない状態というのはじわじわとその人の精神をむしばみ、癒されない悲しみが降り積もっていくのではないでしょうか。その一種の怨念の集合体を称して「魔法使い」というのであれば、それはそれで分からなくもありません。
 というのが、何と神戸市立中央図書館で借りた「30歳の保健体育」の感想ですが、いかがでしょうか。(2009/6/17)

突然mixiにめざめる
 私はブログでも自分の自由が利かないのが嫌なタイプの人間のため、mixiも誘ってもらった以来、一度、なごゲス関係者がどどーっと増えた以外は、ほとんど使っていませんでした。時折、忘れないでね的に日記を書きこむ程度の利用状況でした。
 ただ、舞台技術学校に行くようになって、周囲でmixiをやっている人が多かったため、またまた復活しました。舞台技術学校関係者はやはり何かを表現したい人々の集まりのため、なかなか日記も活発かつセンスが良いものが多いです(特にタイトルの付け方とか)。自分がでなかった授業の雰囲気も分かり参考になるという実利的な側面もあります。ということで今後は少しmixiにも書きこみますので、もし関係者の方でマイミクになっても良いよという方がいましたら、「いそべさとし」で検索してメッセージくださいね。
 とはいえ、私の場合はmixiは防備録&情報提供的使い方となり、個人の感想だの主張だのはこの「2日に1回日記」の方に書くようになると思います。見るたびに足跡が付くシステムよりも、ひそかに関係者に見られているかもしれないという潔さとドキドキ感があるウェブページの方が、私向きかなと。
 ちなみに、今日mixiで紹介したのはflashの名作ハクシャクノテンシ。役者さんが原作者ということもあってか、本当にすぐにでも舞台化できそうなお話です。「なつみSTEP!」や「つきのはしずく」など当時のflashの熱気はすごかったなあと、すっかり昔語りになって思い出してしまいました。(2009/6/19)

プラネットホール閉鎖に思う
 大阪森ノ宮にあった大阪府立青少年会館「プラネットステーション」が6月末日で閉鎖されるそうです。演劇関係者には「プラネットホール」の方がなじみが深いかもしれません。大阪府の行革の一環でつぶされるようで、跡地は売却とのこと。会館のらせん階段には閉鎖を惜しむメッセージ入りの黄色いリボンが沢山飾られていました。使い勝手の良い中規模ホールがまた一つ大阪から減ることとなり、そういう意味では寂しさを禁じえません。
 とはいうものの、私も最後の名残として各階を回ってみましたが、行政マンとしての視点から見ると、これを都道府県レベルでやることの必要性がほとんど感じられないのも事実です。青少年の自由な活動を支援するたまり場を目指したようですが、それは本来市町村の仕事でしょうし、府内1か所だけに設置するという発想自体に無理があります。都道府県レベルですべきなのは、若干我田引水ですが、兵庫県芸術文化センターのように専門性が高く大規模なものか、ピッコロシアターのように劇団や学校まで持って普及・教育に力を注ぐ施設でしょう。
 神戸のKAVC、大阪の精華などがいい例ですが、最近、地域再生と演劇活動支援とを結び付けるような動きが結構出てきています。確かに、舞台技術学校に通い始めてからの2ヶ月間で塚口周辺にどれだけのお金を落としたかと考えると、若者が集うというだけでかなりの地域活性化効果が出るのは間違いありません。ただプラネットはこの点も弱そうで、ますます閉鎖はやむを得ないと言えてしまいます。
 去りゆく劇場の名残を惜しみつつ、何が足りなかったのかを反省し次に生かしていくことが必要だなと、舞台に携わる人間として、また行政に携わる人間として、改めて感じています。(2009/6/21)

My Favorite Commercials. その1「X'mas EXPRESS'89」
 最近、諸事情によりCMについて考えています。ということで、私の好きなCMをいくつか紹介してみることにしました。まずは名作中の名作、JR東海の「クリスマスエクスプレス」です。
 このCMの良さはいろいろとあげられますが、勘どころは初老の男性にあたってしまうシーンでしょう。「初老の男性に当たってプレゼントを落としてしまう→プレゼントを拾うよりも前にお詫び→帽子も脱げてしまう→帽子とプレゼントをあわてて拾ってまた駈けていく」という演技で、「おっちょこちょいだけど、礼儀正しい女の子」という性格を見事に表現しているのです。このあとの喜び方は正直オーバーアクションなのですが、それが厭味に感じられないのはこのシーンのおかげ。奇跡の6秒です。
 他にも、男の子の両足を揃えてホームに降り立つ姿で「はるばる帰ってきた感」を表現したり、彼の方のシーンは青白基調で統一されていたり、最後のシーンでは英語なのにあえて縦書きで表記したりと、見れば見るほど凝っているCMです。
 ちなみに、撮影場所はなんと名古屋駅。列車案内板が電光掲示になったり、新幹線改札口も自動改札になったりしているものの、基本的な構造は今も当時とほとんど変わっていません。というわけで、名古屋駅に行くたびについ、「きっと君は来ない〜」と歌いたくなってしまうのでした。(2009/6/23)

My Favorite Commercials. その2「なっちゃん『連ドラ編』」
 実は今回は、一番好きな「連ドラ編」の映像がありません。代わりに、セリフがありますので、ごらんください。右のものは雰囲気で載せてみました。
 サントリーは数多くの名CMを出していますが、中でも好きなのが田中麗奈のなっちゃんです。「なっちゃんデビュー」ということで、芸能界デビューしたなっちゃんをドラマ仕立てで取り上げています。なかでも、テレビの中の自分を「なっちゃんはいい子だねぇ」と相対的に見つめてしまう「連ドラ編」は出ものだと思います。「かつての青年像をパロディ化した」というとらえ方もあるようですが、役者というのは普通その役に入り込んでいるものなので、むしろ役の自分と実際の自分との違いを相対的に見つめて、若干自虐的な気分を楽しんでいるという方が適切な気がします。役者は舞台の中で違った人生を生きることができますが、一人の人間としてそれを相対的にとらえる余裕もまた必要なのかもしれません。
 ドラマの中で「なっちゃんは人が良すぎます」というのが、いかにも人の良さそうなえなりかずきさんだったりとか、細かい設定もなかなか面白いです。
 演劇学校の学生さんは、ぜひ「’98秋編」を見てください。「たくさん泣きなさい、たくさん恥をかきなさい、たくさん失恋しなさい、あんた下手なんだから」「はい」「いくわよ、なっちゃん」「はい」。セリフの内容も、セリフ回しもなかなかです。(2009/6/25)

初めての株主総会 初めての大学授業
 昨日はお休みをいただいて、初めての株主総会と初めての大学授業に行ってきました。大学授業の予定が先にあって、たまたま時間が合いそうだったので、地元の株主総会に出てみたのです。
 株主総会は上場企業とはいえ地元企業であり、総会屋のいる雰囲気もなく、あっさりと進んでいきました。パワーポイントでの業績説明など、単に資料を読んでいるだけでも、やはり人の声で説明されると良く分かります。配当も減り、株価も低迷していますが、なんとなくのんびりした雰囲気のなか進んでいきました。ほんのちょっとですがお土産も出て、また機会があれば他の企業のものにも出席してみたいなあと思いました。
 大学授業の方は、かつての同期の依頼で、公務員の仕事について。とはいえ、私だけでなく他分野の公務員さんの話とのシリーズもののため、産業振興ネタで話すというかなり困難な課題。産業振興というのは大学生にとってみると現実感のはない話で、案の定、人によっては難しすぎた模様。ただ、コピーを頂いた感想シートを見る限り分かってくれた人も結構いたようで、学生さんの優秀さに多少救われたかなと思わなくもありません。
 今週末は、ひさしぶりに両親と一緒に1泊バス旅行。我が家の初夏の定例行事となりつつある、さくらんぼ狩りです。ほっておいても観光地に連れて行ってくれる他動的な旅で、逆にのんびりしてきたいなあと思っています。(2009/6/27)

民主主義の実験場
 昨日、横須賀市長選挙が行われ、3党相乗りの自治省出身現職市長を破って、33歳の無所属新人が初当選しました。
 横須賀には、今年の1月、「全国中央駅めぐり」で「横須賀中央駅」に行っています。私は現職公務員なので極力政治的な話題には触れないようにしているのですが、この横須賀中央駅の回はいま読み返してみても、不穏な箇所が散見されます。今思い返すと、この街に流れるなにか不穏な空気を感じていたのかもしれません。そういう意味では、たとえ小泉さんの応援があろうと、3党相乗りであろうと、現職であろうと、自治省出身であろうと、全くの無所属新人に負けてしまったというのは大いに理解できます。やはり現場感覚というのは何物にも代えられません。
 事実上の与党は一人だけのようでなかなか大変だとは思いますが、横須賀という街は住民の質が大変高く、市議もそう無茶はできないはずです。是々非々であっても、必要な行政はしっかりと協力して進めてほしいと切に願います。
 横須賀という40万都市を舞台に繰り広げられる民主主義の学校、あるいは民主主義の実験場。中央駅マニアならずとも目を離すことができません。(2009/6/29)



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