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黒部ダム駅の奥まった一角に見学会の標識が立っていた。大きなお土産屋さんもないので時間のつぶしようもない。今日は27名参加とのこと。 |
いよいよオフリミットエリアへと突入。参加者は、リタイヤしたての年配の男性・旅や山登りの好きそうな中年女性・明らかに鉄道好きの若い男性で3分される。 |
奥に扇沢行きの関西電力トロリーバスが待っている。またいつの日か、あれにも乗ってみたいものであるが、今日は黒部ルートへ。 |
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黒部ルートへはトロリーではない普通のバスで行く。トンネル内には換気設備がないが、4か所の横穴だけで十分とのこと。バス内もヘルメット着用。 |
その横穴の一つ、タル沢へ。黒部峡谷・下の廊下最大のハイライトである「十字峡」にも近いらしい。自分が行くことは、一生ない気がするが…。 |
剣岳。こちら側からみるのを「裏剣(うらつるぎ)」というらしい。ここまできれいに見えるのは珍しいとのことで、案内役の関電の方も写真を撮っていた。 |
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京都以外ではまず聞かないインクライン。ここではしっかり現役である。27人乗るとぎっしり。途中で、欅平出発コースの見学者とすれ違う。 |
斜度34度というが、最後尾にいるとレールがほぼ垂直に立って見える。インクライン車内では、中島みゆきが紅白に出場した時のテープなどを見せてくれる。 |
いよいよ黒四発電所へ。入口には太田垣士郎のレリーフが飾ってある。兵庫県豊岡市(旧城崎町)出身の偉人であり、城崎には記念館もある。 |
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今日は4台の発電機のうち3台が回っていた。この時期の昼間としては多い方とのこと。下にある水車は溶接ではなく、1つの金型から作っているらしい。 |
水車の軸。この上に発電機、この下に水車が付いている。1秒あたり6回回転しているとのこと。手を触れたらやばいんだろうなあ、と言われなくても伝わってくる。 |
この発電所も今は無人で、下流にある制御所から遠隔操作されている。しかし、何かあればトロッコやインクランを使ってすぐさま飛んでくるとのこと。 |