4レグ目 JJ8066
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GRU8:25-LIM11:39 Airbus A320
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ラウンジ:サンパウロ・グアルーリョス空港 TAM AIRLINES BUSINESS CLASS LOUNGE(Terminal 2)
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フランクフルトからの飛行機はターミナル1に到着。ところが、電光掲示版などにも何の表示も無し。そこそこに大きな空港のはずなのにおかしいなと。もしかしたらターミナルが違うのかなと思い、とりあえずターミナル2を目指して延々と歩く。結局それでよかったのだが、何の表示もないのはかなり不親切。普通、TAM-TAMの乗り換えであれば同じターミナルだと思うのだけど。方面別になっている風でもなく、いろいろと謎でした。
- ラウンジはこじんまりとしているものの、フード類は充実。なかなか美味しい。さらに、自由に使えるPCも3台。ピアノがあったり、椅子もいろんな種類があったり、壁には古い飛行機関係のグッズが置いてあったりして素敵。結構いいかもと思っていたのですが…時間がたつにつれて人が増える、増える。出発する頃には、ラウンジに入ることができない人が入口付近でたむろしているような状況でした。さすがにこれではきついですね。あるところの感想で"Like everything in Guarulhos airport, TAM's lounge is too small."とありましたが、確かにその通りです。
- 人は親切だし、設備もいいけど、量的に追いついていない。BRICsとして発展を続けているブラジルの一側面なのかもしれませんね。この空港、ターミナルの改修工事も進めているようなので(ただそれが予定通りではなさそうなのもいかにも南米)、そのうちもっともっと立派なラウンジになるんだろうなとは思います。
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ビジネスクラスの感想:不明ですが、ピッチが狭いです。シートマップ
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南米域内とはいえ5時間以上かかる国際線。それなりに立派な機材&シートではないかと期待したのですが…最近の日韓線でもまず見ることができないような古い機体と狭いシートでした(私は写真をとっていなかったので、参考になりそうな映像を。この人もかなり撮りずらそう(苦笑))。エコノミー5列分(30席)をビジネス3列分(12席)にしており、横幅(3席分→2席分)は十分なのですが、なんぜピッチが狭い。前の人が椅子を倒すと、ビジネスのリクライニング角度は大きいだけに、もう一切動けません。世界一周航空券の一部なのでまあこれもいい経験ですけど、この区間だけ自費の場合や、あるいは必死に溜めたマイルを使った結果がこれでは、かなり残念だろうな…。
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12席は満席。写真も取りにくく。やはりかなりのぎつぎつ感。とはいえ、やはりアテンダントさんは丁寧・親切で、食事もうまい。食事の出し引きもスムーズ。ジュースやお水の要望も時々聞きに来てくれる。TAMブラジル航空、これで機材さえ良ければ言うことないのですが…。
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仕方なく、これも南米らしくてなかなか素敵な大きな赤いグラスでジュースを飲みつついろいろと書きものをしていると、突然「…ラパス…ラーゴ・チチカカ…」という機内放送が。慌てて目の前のシェードを開けてみると、そこには見事にすり鉢状に広がったラパスの街並みとが広がっていたのです。私は一番窓側(3F)だったので、席を代わったりしながら、みんなで見ていました。この後、なんとなくキャビンに一体感が広がったきも。僕も片言のスペイン語でちょっとだけ会話に入ってみたり。この光景を見れただけでも、この飛行機に乗った価値は十分あったのかなと。
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ちなみに、完全に昼間しか飛ばないにもかかわらず、この飛行機でもアメニティグッズがもらえました。もちろん、長距離線よりはかなり簡易なものではありましたが、ちゃんと歯ブラシだの靴下だの耳栓だのも入っていました。これも後々、旅の友として活用させていただきました。
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