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今回使ったチケットは、スターアライアンス世界一周航空券、ビジネスのSTAR3。これをBook and Flyで予約し、クレジットカードにより、ウォン建てで買いました。料金は11,959,900ウォン(約92万円)、これに税・サーチャージやら発券手数料やらがかかって、結局合計は13,175,100ウォン(約101万円)でした。ちなみに、予約や発券、変更のやり取りは全て日本語(基本はメール、ときどき電話)で行えます。かなり大きな買い物でしたが、存分に世界各国の飛行機会社とビジネスクラスを楽しめたという点では、決して悪くはない買い物だったなと思っています。(むしろ、社会人にとってはこれに行けるだけの休みを取る方が大変だと思います。でも、休んでしまえば何とかなるもんですよ。)
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エコノミークラスというのは各社で大差ないのですが、ビジネスクラスというのは本当に大きな差があるのだなあと。ファースト並みのA380は別にしても、TAMのサンパウローリマ間と、エアカナダのトロント−成田間では雲泥の差です。観光旅行で使う際や、あるいはビジネスに乗ること自体を楽しむ旅の際は、エコノミー以上に十分な事前調査が必要だなと感じました。(その一助になればという思いもあって、今回、飛行機のみでまとめたというのもあります。)
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さらにいうと、やっぱりビジネスが本領を発揮するのは長距離路線、さらにディナーの出てくる時間だなと。朝食の場合、ディナーに比べるとどうしても簡素なものになってしまいますし、チーズやらデザートやらは省略されます。短距離の場合はベットを作って横になって寝る必要もないですしね。当然、航空会社も客単価の高い長距離路線にいい機材を投入してきますし。概ね8〜10時間以上というのが一つの基準かなと思いました。
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ラウンジに関していうと、過剰な期待はしない方がいいかなと。食事も、シルバークリスは別にして、空港内のレストランで頂いた方が明らかにおいしいし様々なものが楽しめると思います。また、出発時間というのはどうしても重なる(&上級会員がどんどん増えている)ので、席が足らないラウンジも結構ありました。席の足りないときはパソコンルームに逃げ込むと割と空いていたりしました。場合によってはパソコンを撤去した後の場所なども空いており、照明も明るいし、机も高いままなので、書き物などの作業には割と便利でした。
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ラウンジで最もありがたいのはシャワーでしょう。トイレを使うのと同じ感覚で空いていたら自由に使えるもの、カウンターで(ボーディングパスと引き替えで)鍵をもらわないとダメなもの、直接係員が連れて行ってくれるもの、紙などに書いて予約するものと、ラウンジによってかなり手続きが違いますが、結局したいことは一緒なので身振り手振りで何とかなるもんです。当然、タオルなども付いています(どこまで付いているかは、これもラウンジによってかなり異なりますが、普通バスタオルはあります。)
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今日、今、この時間も、自分が乗ったのと同じ便のどれかは世界中のどこかで空を飛んでいるんだろうなと思うと、ちょっと嬉しくなってみたり。そして、十数年後か数十年後か、またこの世界一周航空券を使って、明らかに進歩したであろう都市と飛行機とビジネスクラスとを体験したいなあと思っています。
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