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酒田での宿泊は最上屋旅館。楽天5つ星といわれるだけあって、趣のある建物であった。日和山界隈は朝のうちに散歩しておいたので、チェックアウト後はバスに乗って山居倉庫へ。こちらが正面。 |
こちらは裏側だが、観光写真に掲載されるのはこっちのほうかも。並木は観光のためではなく、日光を遮る役割があるとか。観光化されているのは一部だけで、残りはJAの現役の倉庫。 |
旧鐙屋の石葺きの屋根。この石葺きが、酒田の典型的な町屋造りとのこと。近年、一度全部解体してから再度組み立てたとのことで、部材などは古いものの、新しい印象もする建物であった。 |
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酒田の中心市街地。決して裏通りではなく、市役所や百貨店も立ち並ぶ一角だがこのとおり。連休中だからかもしれないが、それにしてもひどい。シャッターの閉まった店も目についた。 |
酒田駅近くの本間美術館へ。美術品というよりはむしろ、大正ロマンあふれる建物が見もの。1階でお抹茶を頂いたが、大変豊かな時間を過ごさせてもらった。写真にうまく写っていないのが残念。 |
美術館の庭園。電線が1本邪魔なものの、鳥海山が見事な借景。庭石は北前船が全国各地から「重し」代わりに運んできたもの、作庭は北前船がいない時の失業対策事業、と酒田ならでは。 |
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陸羽西線で最上川を上ると風車が見えてきた。日本三大悪風の一つ「清川だし」を発電に生かしており、プロジェクトXにも取り上げられた。風は夏が本番らしいが、桜の傾きを見てもいかに強い風か分かる。 |
古口駅から最上川芭蕉ラインの川下りへ。GWの中日であり、「今日がおそらく1年の中で一番たくさん船が出る日でしょう」と船頭さん。出発も随時。下っていても出発点に戻る船とひっきりなしに出会う。 |
最上川舟歌(かな?)。自分で動画を撮っていたのでyoutube経由で載せてみた。見てのとおり、水面が非常に近く、春のさわやかな風が船の中に吹き込んでくる。思いのほか、のどかな船旅であった。 |
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やたら立派な終着点。「最上川リバーポート」というらしく、イタリアレストランまであるらいしが、ここまで雰囲気に合わないものを作るのもどうか…。連絡バスが待ってくれており、高屋駅まで運んでくれる。 |
高屋駅はなんにもない無人駅。向かいのホームにあるたった1本の桜が、旅情を駆り立てる。ここで乗った列車は、最上川を車窓から楽しめるよう、45度回転する特殊な作りであった。 |
お泊まりはリッチモンドホテル山形駅前。何にもない山形駅西口の広大な空き地を突っ切ったところにある。自然にけもの道ができている。朝食バイキングが山形の郷土料理満載で、非常に良かった。 |