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黒部ルート見学会は欅平駅で解散。黒部峡谷鉄道初乗りが欅平発になった。ここには、団体の観光客もたくさんいる。とはいえ、切符などは楽々購入できる程度。 |
手前が黒部川第三発電所、奥が新黒部川第三発電所。手前の黒三を作るための工事が、仙人谷までのトンネルであり、泡雪崩や高熱との闘いであった。 |
欅平の名所の一つ人喰岩。ただし、落石(落盤)の危険あり?とかで入れなかった。この奥にある名剣温泉や祖母谷温泉も、もうやっていないらしい。 |
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欅平駅からは黒部峡谷鉄道のトロッコ列車。十数両連なっており異常に長い編成。個人と団体は指定される車両が違うようで、個人用はがらがら。 |
黒部峡谷鉄道は貨物輸送も大きな役割だが、おそらく山から運び出すものの筆頭は「ゴミ」であろう。「峡谷美人」とのネーミングセンスはなかなか。 |
鐘釣駅で途中下車。昔々、河川敷で自然に湧き出す温泉のことを知り、ぜひ行ってみたいと思っていた。普段は人が多くて、とても入れないというが…。 |
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案の定、ほぼ無人。どちらかといえば、人よりは熊を恐れながら、温泉を一人占めする。人生の中で最も天然度の高い入浴であったことは間違いない。 |
16時21分鐘釣駅発のトロッコ列車に再度乗車。どんどんと下っていく。このあたりまで来ると紅葉が本当にきれいなのだが、残念ながら日も暮れてきた。 |
宇奈月駅到着時はすっかり真っ暗。駅には「明日のご利用をお待ちしております」の電光掲示。明日はもう神戸に帰っているのだなあと、しみじみ。 |
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宇奈月温泉のお湯は黒薙温泉から引いている。権利濫用の判決例として、法律をかじったことのある人ならみんな知っている話でもある。 |
宇奈月から滑川までは富山地鉄。もと特急用車両なのか、乗りごごちが良い。あとは帰るだけだなあとしんみりしていたら、富山在住の友人から夕食のお誘いが。 |
滑川からのJRは、数少なくなった419系食パン列車。今日一日でものすごい種類の乗り物に乗ったものである。さあ、ビール片手に旅の思い出でも語りに行くか。 |