静岡・東京小旅行1日目(2月29日)

ルート

京都―(のぞみ・N700系)―名古屋―(ひかり・700系)―浜松―(こだま・300系)―掛川★掛川城天守閣・★掛川城御殿・★二の丸美術館・△報徳図書館・△大日本報徳社―(JR)―金谷―(大井川鉄道★SL急行◎汽車弁当)―千頭―(井川線★南アルプスあぷとライン)―井川△井川ダム―(井川線★南アルプスあぷとライン)―奥泉(民宿奥大井泊)

※凡例: ★入場・体験観光 △外観観光 ◎食事

写真など

N700系 掛川駅 報徳図書館
名古屋までのぞみ(N700系)→浜松までひかり(700系)→掛川までこだま(300系)と半分見計らっての乗り継ぎ。N700系の居住性の良さは700系と比べても格段の進歩。新幹線の進化を体感。 大井川鉄道の始発駅・金谷に行く前に掛川で途中下車。独特な歴史を持つ城下町。駅舎も(新幹線開業前からのものとしては)新幹線停車駅で唯一の木造駅舎。質実剛健の気風がここにも残っている。 掛川は大日本報徳社という団体の本拠地。図書館も「報徳図書館」。昭和2年にたてられたクラッシックな建物で、是非入ってみたかったがこの日はお休み(毎月最終金曜日は館内整理日でお休み)。
掛川城 E101 C5644
掛川は意外と工業も発達しており、つま恋もあって文化程度も高く、歴史もある城下町。小さくてもきらりと光る町とは、まさにこういう町を言うのであろう。人口12万人というのも基礎自治体の最適規模に近い。 金谷駅は小さな小さな駅。転車台がないので、電気機関車が引っ張ってくるが、この電気機関車もマニアには涙もの。昭和24年製造のE101電気機関車。早速、大井川鐵道のすごさに圧倒される。 今日のSLはタイから里帰りを果たしたC5644。タイ国鉄バージョンの塗装であった。数奇な運命をたどりつつも、終焉の地をここに迎えることができて、本当におめでとうと言ってあげたい。
旧型客車栓抜き 井川線トロッコ列車 アプト式機関車連結
中学1年の時、たまたま乗った山陰本線の列車がDD51率いる旧型客車だった。レトロ車両趣味は、それが大きなきっかけであったのは間違いない。写真ではよく見えないが、小さな棚の下に栓抜きがある。 井川からはトロッコ列車。と思いきや、この日は井川−奥泉間が運休。奥泉までは代行バスで行く。まあ、これも良い経験ではある。季節外れの平日の午後のためか、井川線に乗り込んだのは4人のみ。 あぷとラインというぐらいなので、全線アプト式かと思っていたが1区間のみ。それでも独特の乗り心地・勾配が十分に楽しめる。1990年開業のため、大井川鉄道にしては機関車も軌道も新しい。
井川ダム 井川駅にて 車窓風景
終点から歩いてすぐのところにある井川ダム。もともとこの鉄道は中部電力専用鉄道として作られたらしい。近くに中電の井川展示館もあったが、残念ながら2月まで冬季休館とのこと。1日違いでアウト。 井川駅からはなんと、乗客1名のみ。平日夕方の帰り列車は特に人が少ないとのこと。中電からの赤字補てんがあるとはいえ、長島ダム建設時に廃止にならずよく残ったものだなあと感心する。 帰りは一人だけのため、所々で窓を開けて写真撮影。閑蔵−井川間が特に素晴らしい。紅葉時には非常にきれいなそうだが、ほぼ満員だそう。一人のんびりトロッコ列車の旅のほうがよいかも。



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