 |
 |
 |
出雲市から大田市までは快速アクアライナーで。進行方向右側に座ると、日本海の雄大な景色が楽しめます。 |
JR大田市駅。土曜日ということもあって石見銀山に行く観光客もちらほら。「銀山」という文字が至る所に書いてあります。 |
バスは駅の斜め前にあるバスターミナル始発。ここで割引ありのバスカードを買って、始発から座っていくのが裏技? |
 |
 |
 |
今回は、10:30世界遺産センター出発の「大久保間歩一般公開ツアー」に参加。ネットからも申し込み可能です。 |
途中まではバスで行きますが、基本はほとんど歩き(登山)。ただ、所々で休憩を兼ねたガイドさんの説明があります。 |
いよいよ石見銀山再大の坑道跡・大久保間歩へ。坑道から吹き出る風が寒い。ヘルメットと長靴、懐中電灯を借りて出発。 |
 |
 |
 |
観光坑道ではないため、当然内部は真っ暗。このあたりが天井が高く、武士が馬に乗って通った伝説発祥の場所。 |
解説なしでは単なる石と穴ですが、説明を聞くと鉱脈に沿って掘削していった様子が良く分かります。 |
銀含有率の非常に高い鉱石が固まってとれた「福石場」の跡。石見銀山の心臓部ともいえるところだそうです。 |
 |
 |
 |
今は何もないこのあたりに数万人の人が生活していたとのこと。ガイドさんの話を聞かないと本当に分からない。 |
石を削って作った階段やテラス、水道の後。戦国時代にここで多くの人が生活していた痕跡がそのまま残っている。 |
解説を聞くとこの場所の貴重さが良く分かる。ツアーに参加しないとなかなか分からないかも。ありがとうございました。 |
 |
 |
 |
世界遺産センター内の展示室を見た後、バスで重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)に指定されている大森地区へ。 |
正直決して古い建物ばかりでなく、保存状態もいまいちですが、鉱山町という点では確かに希少価値は高い気がします。 |
古民家を改造してオール電化した中国電力のPR館。文化財保存の点からも企業PRの点からもとても良い取り組みかと。 |
 |
 |
 |
街並み地区と銀山地区の境にある五百羅漢。入場券は川向かいの本堂側で購入する必要があります。 |
五百羅漢自体は撮影禁止。ちなみに、創建は江戸中期で、約250年前。苔むした岩肌に時の流れを感じます。 |
当時のままの反り橋。さまざまな時代、どんな人がどんな思いで、この橋を渡ったのでしょうか。そんなことも感じつつ。 |
 |
 |
 |
大森バス停前で電動自転車を借りて、龍源寺間歩まで。約2.3キロあり、それも坂道。歩くと45分程度かかるらしいです。 |
ここが石見銀山で唯一、一般公開している坑道。環境配慮はわかるものの、もう少しアクセス改善できないものでしょうか…。 |
公開されているとはいえ、佐渡金山や生野銀山に比べるとずっと当時のままの感じ。鉱夫の人形などもありません。 |
 |
 |
 |
昔ながらの坑道は半分ぐらいで、途中からは新坑道に抜けます。これも上り坂でお年寄りには結構大変です。 |
出口周辺にもお土産屋さんは無く、やはり観光っけはゼロ。ある程度はそういう施設があってもいい気もしますが。 |
龍源寺間歩からの帰りに清水谷精錬所跡へ。明治時代に作られた精錬所の跡。当時の建造物の堅牢さがよく分かります。 |
 |
 |
 |
気が付けばつい「あの地平線〜」と口ずさんでいる自分に気づいてしまったり(苦笑)。刷り込みとは恐ろしいものです。 |
とってもお世話になった電動アシスト自転車。見どころの行き来は大半が坂道であり、必ず電動付きをお薦めします。 |
帰りは特急スーパーまつかぜで松江へ帰還。特急なのに、なんと2両編成。それでもガラガラだったり…。 |