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昨晩は多少吹雪いていたが、打って変わってすっかり晴れ渡った。今日を美瑛にしたのは正解だった。とはいえ、昼間までこの天気が持つかは多少不安。 |
ちなみに今回泊まった宿は「ホテル層雲」。施設は多少古いが、昭和天皇が宿泊されたこともあるとのことで、全体的にしっかりとしたつくり。 |
ベネチアングラスが展示されていたりと、高度経済成長期の古き良き昭和の観光ホテルといった感じ。和風旅館に一人で泊まれるというのも有難い。 |
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氷瀑まつりの会場は夜とは全く違った雰囲気。朝は朝で、氷の青さがまた美しい。バスの時間の都合で、会場まで行くことができなかったのは残念。 |
層雲峡の見所自体は全く行かなかったが、銀河・流星の滝は過去2回行っているので(うち1回は真冬)、いいかなと。バスの車窓からも柱状節理が見られた。 |
無料シャトルバスは冬まつり会場経由なので、またもや大雪像と出会うことに。いい天気かつ平日なので、近所の幼稚園児や保育園児が来場していた。 |
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今日は旭川は素通りして、JR富良野線で丘の町・美瑛まで。旭川駅は高架工事中のため、本線から富良野線までは延々と地下道を歩いてたどり着く。 |
美瑛までは旭川から30分ちょい。美瑛駅は美瑛軟石という石材造りの駅舎。趣があるため、CMやロケなどで使われることも多いらしい。 |
駅から歩いてすぐのところにある道の駅。大正初期に建設された石倉庫を改装したとのこと。軽食コーナーもあったが、平日のため来ている人も少なかった。 |
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美瑛駅からバス「ラベンダー号」に乗って、上富良野町の深山峠へ。バスで気軽に行ける景勝地とのこと。 |
とはいえ、バスで訪れる人はほとんどいないらしく、バスの運転手から「峠でいいんですよね」と念を押される。 |
大雪山系と北海道の丘の素晴らしい景色。多少は雲が出ているものの、まずまずの天気で良かった。 |
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美瑛岳、美瑛富士などの山々(と思うが自信なし)。十勝岳だけは雲に隠れていてよく見えなかった。 |
北海道らしい丘のある景色。白の季節も良いが、花の季節はさぞかし壮観なのであろう。 |
展望台まではちゃんと除雪されており、何なく行ける。展望台の奥は売店などだがまさに工事中だった。 |
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美瑛駅に戻ってきて、タクシーに飛びのる。40分ぐらいで丘を回ってもらうこととし、まずは北西の丘展望公園へ。 |
奥にあるのが親子の木。本当に両親の間に小さな子どもが守られているように見える。夏場はこうなるらしい。 |
平日ということもあって、すれ違う車もほとんどない。タクシーから降りると厳しい寒さの中に穏やかな世界が広がっている。 |
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観光たばこのパッケージに掲載されたから「セブンスターの木」。かなり寒そうな姿だが、夏場にはこうなるらしい。 |
日産自動車「愛のスカイライン・ケンとメリー」のCMで登場した木とのことだが、私の生まれた年なのでさすがに知らない。 |
タクシーで40分ぐらい回ってもらって5千円。出費といえば出費だが、十二分に北海道の冬景色を満喫できた。 |
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美瑛からは旭川経由で札幌まで。ということで再度、旭川に戻ってきて荷物のピックアップがてら時間をつぶすこととする。旭川駅のコインロッカーは全然足りない。 |
旭川駅構内のロッテリアで「産直まるごとポテト」を賞味。北海道限定で「マチルダ」という種類だそう。ファストフードだがスローフードの味わい。おすすめ。 |
旭川駅の「名所案内」看板にはかの「旭山動物園」が載っていない。昔の扱いがよく分かる。新駅舎になれば、おそらく一番上に書かれることになるのだろう。 |
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札幌までは名物列車の一つである「旭山動物園号」で。旭山動物園はともかく、オホーツク、サロベツ、宗谷などの列車の名前に旅情を感じる。 |
一応平日というのに子ども連れなどで大人気。とり急ぎ記念撮影をする人も多かった。男性一人は完全に浮いているが、鉄道マニアだからと思ってもらえそう。 |
車内にもあべ弘士さんのイラストがいっぱい。授乳室があったり、トイレの場所を大きく書いてあったりと、子ども連れ・家族連れへの配慮がよく分かる。 |
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1車両に4席ずつ、記念撮影用のモグモグチェアがある。私はこの斜め横後ろに座っていたため、多少うるさかったが、まあ、そういう列車なので。 |
最後部のシロクマ号の中は子供が遊べるモグモグコーナーになっていた。また、コーナーの手前にはスタンプが5種類もあり、大人も子供も並んで大行列。 |
札幌に着き、評判の店でスープカレーを賞味。旅行中、野菜をあまり摂っていないなと思い、野菜をたくさん入れてもらったが、正直、入れ過ぎだった…。 |