ルート
エバーグリーントランジットホテル―台湾・桃園国際空港◎The STAR―(エバー航空・BR112便)―那覇空港―(ゆいレール、バス)―★与儀公園−(バス・ゆいレール・徒歩)―◎ブエノチキン(浦添)―(ゆいレール)―★沖縄県立博物館、△シュガーローフ(安里52高地)―(ゆいレール)―◎なかむら屋 安里駅前店―(ゆいレール)―那覇空港―(ソラシドエア・6J30便)―神戸空港 ※凡例: ★入場・体験観光 △外観観光 ◎食事 |
桃園空港での朝食はラウンジ飯。エバー航空の本拠地なので評判も良く楽しみの一つでした。 | 朝からしっかりと台湾料理の数々。特に台湾特産の肉圓(バーワン) は嬉しいですね。 | そして特筆すべきが、このアイスクリームの美味しさ。満足のラウンジ朝食でした。 |
台湾語では沖縄を示す言葉は「琉球」のよう。入国せずに台湾を去るのは少し寂しい気も。 | BR112便の機内食はぱさぱさのパン。ラウンジ飯を堪能した後だったので、ほとんど食べず。 | 沖縄から初の帰国。入国審査のブース数でいうと、7:1で外国人が圧倒的に多いようでした。 |
誰もいない国際線の展望デッキ。というのも金網が邪魔をして何とも撮影できず…。 | 乗ってきた飛行機も金網の向こう。レンズを出せるだけの穴を作っていただければ…。 | 国際線ターミナルの中は大半が外国人で、外国人のための場所といった感じでした。 |
1週間後に那覇・奥武山でキャンプをするということで、ジャイアンツ仕様になったゆいレール。 | ぼちぼち再開発されてしまうと聞いたので、開南の農連市場を初訪問。 | 残念ながら早朝のピークは完全に過ぎていましたが、独特の雰囲気は分かりました。 |
与儀公園でさくらまつりをやっているということで訪問。2月上旬の花見です。 | この日はぽかぽかと暖かく、絶好の花見日和でした。かなり咲いていました。 | 本土だったら4月上旬の光景。こういうところはやはり日本って広いなあと。 |
ひそかに大好物のブエノチキンを再訪。2代目さんがとても頑張っているお店。 | 4月からはイートインスペースを作ったそうで、最初で最後の店先イートイン。 | 沖縄県では名護まで行く鉄道を考えているそうです。どうなりますことやら…。 |
一度行ってみたかった沖縄県立博物館へ。新しいだけあって、工夫が楽しい博物館でした。 | 特別展「ペットボトルで作られた水族館」。こういう写真撮影前提の展示も増えましたね。 | おもろまち周辺は沖縄戦随一の激戦地。この丘のために数千の人命が失われました。 |
徐々に時間も無くなってきたので、さくっと安里駅前でソーキそばを食べて夕食としました。 | 初めてのソラシドエア。沖縄・神戸線がソラシドに移管されたので、せっかくなので搭乗。 | 綺麗な機内、丁寧なCAさん。基本的にはANA本体とそんなに変わらない印象でした。 |
こうして旅は終わりました。 今回は特にテーマもなく、ANAマイル消費と、乗ったことのない飛行機会社(エアインディア、エバー、ソラシド)に乗るのと、行ったことのない場所(マカオ)に行くのが目的だったわけですが、やはり海外旅行というのは行けばいろいろと感じること・得ることがありますね。 今回特に感じたのは、アジアの活気、とりわけ中国本土の活気でした。香港でもマカオでも、もはや日本人は上客ではなく、中国本土のお客さんがメインターゲットです。さらに言うと、沖縄ですら、日本人観光客よりも中国人観光客の方が多かった気もします。 それに眉をひそめても仕方ないし、逆にそうやって東アジアの人々がお互いに自由に動けるようになったというのは、実は素晴らしいことなんじゃないかなと。沖縄戦最大の激戦地・シュガーローフの真裏で、Duty-freeは中国・韓国からの観光客でごった返し、日本人が彼らにアメリカやヨーロッパのブランド品を売っている。もしかしたら、沖縄戦で亡くなった多くの人々が望んだ、平和で、自由で、同じアジア人として皆が平等に扱われる世界が、今まさに実現しようとしているのかもしれない。そんなことも感じたのです。 東アジア、政治はうまくいかないかもしれないけれど、明らかに人々の距離は縮まってきている。いろいろと摩擦はありながらも、時代は明るい方向に確実に向かっていると感じた、晩冬・初春の旅でした。 香港→マカオ→(台湾)→沖縄、スタアラの旅 完 |