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ミラノ万博ロゴ

ミラノ万博に行こう!

2015年春〜秋 ミラノ万博への道
(個人的旅行記録)

その1・前史


  上海万博ではパネルだけ。麗水万博では人のいない小部屋だけ。
  そして両万博ともシアターがなく、モノの展示だけ。
  いまいちやる気があるのかないのか分からない国、イタリア。
  でも、EDGの映像などは実にビビットで素敵。そんな国、イタリア。
  …そして私にとっては初めてのヨーロッパでの万博経験となります。

  海外博覧会シリーズ第4段、「2015ミラノ国際博覧会」、略してミラノ万博。
  個人的防備録も兼ねて、記録していきます。

(2012年8月掲載開始)

Step1 2010/5 上海万博・イタリア館におけるミラノ万博PR
 上海万博の時には、もう開催が決定していたミラノ万博。上海市とミラノ市は姉妹都市でもあり(実は大阪市もそう)、イタリア館は永久保存が決まっていただけにどれだけ展示に力が入っているのか期待していたのです。ところが入ってみたところ、様々なモノの展示だけ。フェラーリとかが並んでいたり、靴の工房があったり、壁にオーケストラがいたりして、「センスいいなあ」とは思うのですけど…。シアター形式の出しものとか、ライドとか全くありませんでした。まあ、それがお国柄なのかもしれません。
 ミラノ万博はこの時はパネルとちょっとした映像だけ。まあ、まだ5年あるのでこれからかなといったところでした。
今のロゴは当然まだなかったものの、テーマは決まっていたようです。中国語で「滋養地球、生命能源」だそうな。 会場周囲を運河にし、市の中心部まで延長して、遊覧船で会場入り可能にしようという計画があるらしいです。 101ヘクタールと決して広くない敷地。上海万博の約3割、愛知万博の約6割。どんな会場になるのか、不安と期待も。

Step2 2012/5-8 麗水万博・イタリア館等におけるミラノ万博PR
 麗水万博でも相変わらずモノを並べたイタリア館。お客さんも少なく、すっと入れます。「海」にちなんだ遺品を展示しており、面白いものは面白かったのですが、万博のワクワク感はなかった気も。そして、3年後に迫ったミラノ万博の宣伝は、最後の最後にちょっとしたコーナーがあるだけ。向かいが売店となっており、人々の興味は明らかにそっちに向かっていました。うーん、なんだかなあー。
 とはいえ、所々に次の万博であるミラノ万博の影は垣間見えました。一番良かったのが、やはりEDG(エキスポデジタルギャラリー)での映像。アーケードの天井一面が液晶画面になっており、さまざまな映像(一番有名なのは海の底の水槽のような絵ですが、他にも水墨画のようなものとか、国内他地域の宣伝とか、わりとバリエーションがありました)が流れているのですが、このミラノ万博の宣伝映像が一番カラフルかつ躍動感があって、印象的でした。やはりこういう芸術センスは、他国の人にはまねできないイタリア人ならではのセンスがあるのかもしれません。
 色んな意味で期待と不安に溢れるミラノ万博。いよいよあと3年です。
イタリア館におけるミラノ万博の宣伝は、この出口横の小スペースだけ。説明するアテンダントさんさえいません。 展示もいまいちよくわからず。食をテーマにしていることは分かるのですが、何だか現実感のない料理の写真。 BIEのEXPO×EXPOSにも簡単な紹介あり。ただ、パースが2010からあまり変わっていない気も…。大丈夫かな。
とはいえ、EDG(エキスポデジタルギャラリー)の宣伝映像は実にハイセンス。平面にするとこの程度なのですが…。 これがEDGの超巨大画面で映し出されると実に生き生きと躍動的なのです。このセンスはイタリアならではなんでしょうね。 ということで、麗水万博も終わり、いよいよEXPO2015Milanoへ!大いなる期待と、若干の不安を込めつつ。

→ミラノ万博前半戦へ(未作成)



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