ルート
関西国際空港―(カタール航空QR803便)―カタール・ドーハ国際空港―(カタール航空QR1347便)―タンザニア・ダルエスサラーム国際空港―(タクシー)―△◎ダルエスサラーム市街―(タクシー)―ダルエスサラーム国際空港―(プレシジョン航空PW436便)―キリマンジャロ国際空港―(送迎)―インパラホテル泊 ※凡例: ★入場・体験観光 △外観観光 ◎食事 |
・エコノミーでオーバー10時間は久しぶりかも。やはり狭いのは狭くて、エコノミー症候群になりそう。 ・横は3人組で、老夫婦と結構な年齢の息子さん。私が両親と海外に行くのとほぼ同じようなパターン。ちなみにスペイン旅行だそうで、「実は私は一人でアフリカに行きます」と言ってちょっと驚かれたり。 ・機内食のメニューに「この食事はイスラム教の教えに則って調理されています。」との注意書きが。いわゆるハラール食品なのでしょう。日本では食べることすら難しいもの。逆に考えると、ハラールのような食の文化というのは、その文化の中で住んでいる分には何の支障もなく、違う文化の中で暮らすから支障が出てくる。まさに「環境」が問題を作り出しているのだろうなと。一方、違う文化の中で頑なにそれを変えないでおこうとするとユダヤ人のように周囲とまったく溶け込まなくなる(それ自身がアイデンティティになってしまう)わけで、それもそれで日本人的にはどうかと思ったり。 ・ドーハ国際空港もカタール航空も、とおりすがる人も働いている人もみなすごくインターナショナル。「集散地」というのはこういうことを言うのかなとか。 ・こういう飛行機の「集散地」(そこに到着すること自体が目的というよりも、そこで乗り換えることが主目的)としては、昔々はアムステルダムやフランクフルトがあり、そのうちにシンガポールがその役割を果たし、今ではドーハやドバイなのかなとか。さて次に来るのはどこのなのかな…。インドか中国か、それとも日本が逆転するのか…。 ・ドーハ発ダルエスサラーム行の飛行機。アフリカ系(いわゆる黒人)2割、アラブ・インド系3割、欧米系(いわゆる白人)2割、アジア系3割といったところ。後ろの方で空いていた3人席に真っ先に移り、横になって寝ていたのは中国人たちでそのあたりの素早さというが目ざとさはある意味さすが。 ・ダルエスサラームの空港に着いたものの、次に乗る飛行機は大幅に遅延(定刻の変更…とのことですが、乗る側にとっては同じこと)。空港の制限区域外はなんとピロティのような外でエアコンもなし(むしろ熱風が吹き出される)。もちろん、コインロッカーや手荷物預かり所なども一切見当たらず。途方に暮れていたところ、同じく困っている様子の日本人のバックパッカー3人組を発見。意を決して声をかけ、時間つぶしもかねて一緒にダルエスサラームの街見学に行くことに。 ・タクシーの中で話していたところ、みなさん、私にとっても相当縁の深い某企業にお勤めとのこと。アフリカでそんな方とお会いするとは…。世間も世界も狭いものです。 ・久しぶりにスーツケースをバックパック仕様に変えての街歩き。決して怖くはないものの、やはり初めてのアフリカの街、日本人がそばにいてよかったなとか。特に何をするでもなく、街を歩き、ショッピングセンターには行ったりしながら、時間を過ごしました。いろいろと旅への期待を話し合ったり、情報交換したり。あるいは、仕事のお話を聞いたり。自分にもこんな純粋前向きな時代もあったのかなとかちょっと思ってみたり。 ・ダルエスサラーム(ユリウス・ニエレレ)空港、荷物を図るのは昔々の体重計のような「はかり」。座席指定もなんだか不思議な指定の仕方。世界的に空港だけは大体同じようなサービス水準・設備水準になってきていると思っていましたが、やはり世界は広いなあと…。 ・飛行機の中での案内は英語のみ。公用語であるはずのスワヒリ語はなし。これに乗る人って、基本的に英語がすべて理解できるクラスの人なんだろうなあとか…日本語だけで生活できる日本というのはある意味幸せだなあとか…。 ・真っ暗な空港、一人ぼっちのツアー参加者、明かりがほとんど見えないホテルまでの道、やたら広いホテルの部屋…長期旅行初めての1泊目というのは大体落ち込みがちなんですが、今回もまたそんな感じでスタートしました。 今日の泊まりは「インパラホテル」
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ドル支払い(1ドル≒105円) |
前日までの使用額 0ドル(最初の金額を把握していないので(^_^;)) | |
・ホテルチップ(ポーター&枕) 2ドル |
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合計 2ドル |
タンザニアシリング支払い(100シリング≒7円) |
当日空港内で交換 78,000シリング(←50ドルから) | |
・ミネラルウォーターと石鹸 1,500シリング |
・ダルエス見学一式(割り勘) 20,000シリング |
合計 21,500シリング のこり56,500シリング |