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ペルー・ボリビア23日間 近くて遠くて地球紀行
19日目(10月19日)「首都から首都へ そしていよいよクロージングへ」

ルート
スクレ・ホテル・プレミエール泊−(タクシー)―スクレ空港−(飛行機:アエロスール5L131)−ラパス・エルアルト国際空港−(ミニバス×2)−一番ホテル−(徒歩)−★ラパス市街観光−◎ブルーベリーカフェ−一番ホテル泊

※凡例: ★入場・体験観光 △外観観光 ◎食事


写真など

白い街1 白い街3
朝の白い街を散歩。ちょうど学生さんたちが学校に通う時間のよう。白いスカートだけが制服のようで、後はどんな格好でも良いように見えました。 カテドラルではちょうど朝のミサ中。結構若い女学生さんも参加していました。教会の外にでてみると、朝の街にアベ・マリアと鐘の音が響いていました。 ボリビアらしくないというか、スクレはかなり違った雰囲気を持った、独特な街でした。そんなことも楽しみつつ、タクシーを捕まえて飛行場へと向かいます。
スクレ空港 空港内部 出発時間のボード
タクシーでスクレ空港へ。どんどん細い山道を登ってゆき、こんな場所に本当に空港があるのか…と思いだしてきた頃に突然綺麗な空港が現れます。 アエロスールは一番大きなカウンター。交渉して、サンタクルス経由ではなく直行便に変えてもらいました。ほっとしたような、ちょっとだけ残念だったような。 出発時間の書かれたボードですが、出発時間が遅延するたびに密かにちゃんと直されていました。ボリビアって、妙なところが律義だったりするんですよね。
B727 ビジネスクラス 機内食
スクレ発ラパス行きアエロスール、5l131便。使用している機材はボーイング727型機。もはや日本国内では旅客用として見ることのできない機体です。 金額差が1.5倍ぐらいだったのでビジネスクラスにしてみたのですが、やっぱり3世代ぐらい前の座席と言った感じでした。でもそれもまた楽しんでました。 たった1時間弱の国内線なのに、ちゃんと温かい機内食が出ました。そして結構おいしかったり。アエロスール、また機会があったら乗ってみたいです。
一気にラパスへ TOYOSA アレキサンダーカフェ
オルーロ行きの各停バス、ウユニ行きの夜行急行、ポトシまでのバス、そしてスクレまでのレールバス。全部で1日近くかかった道のりを一気にラパスへ。 無事ラパスに到着。一番ホテルで南雲オーナーに挨拶をし、ちょっと休んでから、街へ散策に。ショッピングやグルメで、のんびりとラパスを楽しむことに。 情報ノートで美味しいと評判のアレキサンダーカフェへ。見事に外国人だけの客層。確かにおいしいですが、チーズケーキもカフェラテもビックサイズ!
喧騒のサンフランシスコ広場 ラパスの夜景1 ラパスの夜景2
サルデナガ通りやリナレス通りで大量のお土産を仕入れ、任務は完了。帰路に立ち寄った広場は何やらデモで盛り上がっていました。お祭り的な雰囲気も。 これもおいしいと評判のブルーベリーカフェで照り焼きチキン(Pollo de teriyaki)を。確かに日本を感じさせる味でしたが、それほどびっくり感はなかったかな。 ソポカチ地区のおしゃれなスーパーで更にお土産購入。せっかくボリビアまで来たのでということで、並んでいる中で一番高い箱入りボリビアワインを購入。


旅のメモから

・スクレを立ち、いよいよラパスに戻ります。もちろんラパスで1日自由行動はできるし、経由地のペルー・リマでも半日近い自由時間があるのですが、方向性としては明らかに「帰国」という二文字が思い浮かぶ旅程となります。
・飛行機の時間の関係もあり、スクレの街はあまりゆっくり見れなかったのですが、この街は一つ一つの建物と言うよりも町全体が醸し出す雰囲気が見どころなんでしょうね。決して賑やかでないことはないものの、どこか静かさの漂う街並み。明るい女学生の白いスカート。街のどこからかかすかに聞こえてくる鐘の音。ラパスやオルーロと言った高地ボリビアとも、スペインの街とも違った、独特の雰囲気を楽しみつつ、街を後にしました。
・スクレ空港、想像していたよりはずっと大きな、ちゃんと売店だの軽食レストランだのもある空港でした。ボーディングブリッジのない神戸空港と言った規模でしょうか。ちなみに私はもともと持っていたのは「スクレ発サンタクルス経由ラパス行き」という大周りチケット。この方が少しでも長くスクレにいらるというのがあって、このチケットを買っていたのです。ところが、購入後、何度か出発時間の変更があって、結局大差ないことに。だとすれば、当然所要時間の短いラパス直行便の方がいいわけです。無理かなと思いつつ交渉してみたところ、最初の若いお兄ちゃんは渋っていたものの、後ろから責任者っぽいおばちゃんがやってきて、あっさりと変更可能。ラッキーでした。
・ちなみに、飛行機はボーイング727型機。一世を風靡した機体ですが、日本ではもう20年ほど前に旅客機としては引退しています。世界的に見ても定期旅客路線でこれを使っている航空会社はかなりまれなようです。当然私自身も、初めての搭乗でした。727は騒音で有名だったらしいのですが、ビジネスクラスということで前方だったのもあり、飛行機の中ではあまりうるささは感じませんでした。でも、やはりシートにしても荷物棚にしても古いなあと。古い列車ならば趣もありますが、古い飛行機は多少怖かったりするんですよね…。ともあれ貴重な経験でした。ちなみに、ビジネスクラスというのもあって、キャビンアテンダントさんの対応も非常に親切、機内食もおいしかったです。アエロスール、アメリカやスペインにも飛ばしているようなので、次回ボリビア旅行の際には、海外でアエロスールに乗り換えもいいかなとかちょっと思ってしまいました。
・エルアルト空港からは乗り合いミニバスでサンフランシスコ広場まで。そこからさらにミニバスでホテルまで。ボリビア初日と比べてなんとこの国に慣れたことでしょう。南雲オーナーと再会、ちょっとだけおしゃべりをし、部屋で少しゆっくりしてから、街へと。今日の目的は「お土産の仕入れ」。特に職場関係のお土産は大量に買って帰る必要があります。ということで、チーズケーキ&カフェラテで英気を養ってから、街一番のお土産通り・サルデナガ通り・リナレス通りへ。目を付けていた布製の筆箱はどこも5ボリの様子。この国はあまり大幅な割引はしてくれないので、「50個買うので200ボリでいい?」と交渉。なかなかOKは出なかったものの、最終的に間をとって225ボリで決着しました。その後、家庭やその他もろもろのお土産を購入。かなりの荷物になりました。タクシーで帰ればよかったのですが、「荷物が多い時はミクロ(1ボリ)はしんどいから、ちょっとぜいたくだけどミニバス(1.5ボリ)にしよう」とミニバスでホテルに戻りました。すっかり金銭感覚が変わってしまっています。
・夕食は、一番ホテルの情報ノートで美味しいと評判のブルーベリーカフェの照り焼きチキンを。写真では上手く撮れていませんが、胸肉がどーんと2枚のっており、かなりのボリューム。そして味付けは完全に、日本の照り焼きのまんまです。日本食が恋しい長期旅行者には感激なのかな…まあ、普通にちゃんと高レベルにおいしかったです。食事の後は、旅の終盤恒例のスーパーでの諸物資買出しをして、さすがに夜も遅くなったのでタクシーでホテルへ。思えば、こうしてホテルに泊るのもあと2泊。部屋でお土産のパッケージングなどをしつつ、旅が明らかに終わりを迎えつつあるのを感じていました。
今日の泊まりは「一番ホテル(ラパス)」


今日のお買いもの(1ボリビアーノ≒11円)

前日のこり 979ボリビアーノ(以下、「ボリ」と省略。)
別途、ATM出金 980ボリ →合計 1,959ボリ
・スクレ1泊ホテル代 150ボリ
・タクシー(ホテル〜スクレ空港) 25ボリ
・スクレ空港税 11ボリ
・ミニバス(エルアルト空港〜サンフランシスコ広場) 3.8ボリ
・ミニバス(サンフランシスコ広場〜コンドル広場) 1.5ボリ
・アレキサンダーカフェ(チーズケーキ+カフェラテ) 40ボリ
・ミニバス(学生広場〜Eguino広場) 1.5ボリ
・職場等用お土産(筆箱50個) 225ボリ
・その他のお土産各種 204ボリ
・チョリソーバーガー(広場で) 6ボリ
・ミニバス(サンフランシスコ広場〜コンドル広場) 1.5ボリ
・ブルーベリーカフェ(ポリョ・デ・テリヤキなど) 60ボリ
・スーパーで買い物(チョコレート、ワインなど) 364ボリ
・タクシー(スーパー〜一番ホテル) 10ボリ
合計 1,103.3ボリ のこり855.7ボリ


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