ルート
ウユニ・アベニーダホテル泊−(徒歩)―ウユニバスターミナル−(路線バス)−ポトシバスターミナル−(徒歩)−ポトシ駅−(タクシー)−ホスタル・コンパニーア・デ・ヘスス−(徒歩)−★ポトシ市街観光−◎カフェ・レストラン・ポトシ−ポトシ・ホスタル・コンパニーア・デ・ヘスス泊 ※凡例: ★入場・体験観光 △外観観光 ◎食事 |
ウユニ・ポトシ間のバス。昨日運休だったせいか、超満員。自分は最後列。隣は老夫婦。さらに子連れの母親と若いお兄ちゃん。かなりぎつぎつでした。 | ランチ休憩なのか、途中で小休止。食堂でランチをとっていた人もいました。この周辺、見事に地層が露出。ジオパークに推薦したらすぐになれそうな感じ。 | ポトシは今も採掘が続いている大銀山。途中にその精錬所なのか、いかにも鉱山町と言った感じの集落がちょこちょこ出てきて、いよいよポトシです。 |
ポトシのバスターミナルからポトシ駅までは徒歩で。しかしどこが鉄道事務所か分からず。正面の大きな扉は閉ざされたまま。ダメかなと思っていたところ…。 | ホーム側に鉄道の事務所がありました。意を決して入ってみたところ、無事、チケットをゲット。鉄道員の方々には本当に親切にしていただきました。 | この駅、古い蒸気機関車が放置されていたり、給水塔があったりとなかなか趣があります。治安は良くなさそうでしたので、多少注意は必要かもしれませんが…。 |
駅からは旧市街へは坂道のため、タクシーで。宿に荷物を置いてから市街観光へ。町一番の11月10日広場。どこか落ち着きのあるたたずまいです。 | ラ・コンパニーア・デ・ヘススの塔。50ボリビアーノ札の裏面にも描かれています(自分で写真撮っておけばよかった。紫色の50Bs裏面です。) | この塔、1階・2階部分はガラス張りの近代的なオフィス(観光案内所?)になっており、その横を上がっていくことになります。ちと不思議な感覚。 |
ポトシの象徴、というよりもポトシそのものである大銀山・セロリコ(富の山)。いまだに現役の鉱山です。鉱山ツアーにはぜひ参加したかったのですが日程が…。 | さらに、もう一つのポトシの見どころ・旧国立造幣局(モネーダ:手前の白い建物)もこの日は月曜日でお休み。この街はもう一度訪れないといけません。 | 塔を降りて再度町中へ。バロック建築の傑作と言われるサン・ロレンソ教会。扉周りの細かい彫刻が見事。ポトシにはこういう石の色を生かした建物が多いです。 |
2階部分に道に張り出した木製の出窓があるのが、どうもポトシの建築様式のよう。町全体がユネスコの世界文化遺産に登録されています。 | 中央市場でおばさんたちが手で焼肉とジャガイモを焼いていました。あまりにおいしそうだったので、恐る恐る試食。肉は牛タン、炭火焼でなかなかに美味でした! | 広場に出ていたワゴンでポテトチップを購入。どこの街の広場でも売っているポテトチップ、どれもかなり美味しいのです。ジャガイモの使い方に長けているのかも。 |
今日の宿はオスタル・コンパニーア・デ・ヘスス。決して新しくはないものの、清潔感もあり、落ち着いた宿でした。日本人は見かけませんでしたけど。 | 宿は町の中心にほど近い場所。中央郵便局で絵ハガキを出した後、ライトアップされたカテドラルをみながら、歩き方に載っているカフェレストラン・ポトシへ…。 | ミックスグリルを頼んだところ、出てきたのは肉の串焼きでした。なかなか美味しい&落ち着ける店だったので、結局デザートまでいただき、明日に備えます。 |
・とうとうウユニからポトシへ移動します。ウユニまでは外国人観光客も多い地域なのですが、ここから一気に減ります(特に日本人)。そして、詳細不明のままチャレンジするポトシ〜スクレのレールバス。色々な思いを乗せて、ウユニの街を出発しました。 ・このバス、地球の歩き方には「ポトシ〜ウユニ間は悪路で、夜出発の便は寒い」とありました。どんな道なのか、かなり覚悟をしていたのです。ところが、かなり快適。あとで一番ホテルの南雲オーナーから聞いたのですが、つい数年前に新しい道路建設が始まり、少しずつ出来たところから供用されているとのことでした。確かにところどころ悪路もありましたが、それが旧道のようです。ボリビアも変化している、進歩しているということを感じました。バスは超満員で多少しんどかったものの、スムーズにポトシのバスターミナルまでたどり着きました。若干あっけなさすら感じたのです。 ・さて、この後が懸案のポトシ駅探し&明日のレールバスのチケット購入。このレールバスに乗るのが今回の旅の大きな目的の一つだったのですが、なにしろ情報がない。日本語の情報はルイスのZな部屋&海外鉄道紀行だけで彼も乗ってはいないようですし、lonely planetにも肝心の情報は少なく、FCAの公式ページにも簡単に書かれているだけ、このスペイン語のページが一番詳しいのですが、いかんせんスペイン語なのでいくら翻訳ソフトを駆使しても分からないところが多々ありました。 ・ポトシ駅の大体の場所はGoogleMapで当たりを付けていたものの、本当にその場所で良いのか、そこに行ったらチケットが買えるのか、正直全く分かりませんでした。ターミナルから駅までは大した距離でなく、駅の場所はすぐに分かったのですが、駅舎はあっても人の気配がない。もしかしたら旅客駅は違う場所にあるのかもしれない…と思いながらぐるっと回ってみたところ、レールバスの時刻表の表示を発見!ここで間違いないと。意を決して扉を開けて中には行ってみると、おしゃべりをしている3人の鉄道員さんが。メモ帳を駆使して「明日のレールバスはここから乗れるのか。チケットはいつ買うのか」と確認。「明日の朝8時に出るので、朝7時までに来てね」とのこと。帰ろうとしたところ、「ちょっと待って」と。偉そうな人が来て、「今切符を売りますよ」と。手書きの切符を作ってくれました。席も前方が見やすい場所です。言葉はほとんど分からないものの、どこから来たのとか、よく来たねとか、雰囲気でなんとなく通じました。ともあれ、この切符さえあれば今回の旅の大きな目的であるレールバスに乗れます。いざ、明日はA Spectacular train (by lonely planet)にてスクレへ! ・本当ならばこの街で2泊して鉱山観光にも行く予定だったのですが、残念ながら観光に残された時間は今日残り数時間のみ。宿に荷物を置き、すぐに町へ。とはいえ月曜日ということで、一番の見どころである旧国立造幣局もお休み。ラ・コンパニーア・デ・ヘススの塔からこの街を眺めながら、「ここにはまた来なくては」という気持ちを強く持ったのです。 ・ちなみにここポトシは標高4,070m。世界で最も高所にある都市と言われています。(ちなみに国際空港のあるエルアルト市(ボリビア)がほぼ同じ高さ、チチカカ湖が約3,800m、富士山が3,776m、チベットのラサ(中国)が約3,700m、ラダックのレー(インド)が約3,650m、クスコ(ペルー)が約3,400m、室堂ターミナル(富山県)が約2,450mです。)ただ、ここに至るまでにすっかり高地には慣れてしまっており、空気の薄さは全く感じることがありませんでした。人間の順応力というのはすごいものです。 ・たった数時間でしたが、出会う人出会う人がみなさん、なかなかに親切です。鉄道員さんはもとより、塔の上まで案内してくれた観光協会のお姉ちゃんや得体のしれない焼肉を見ていたら「そこに座って」と身振りで教えてくれて”レングア、レングア”と教えてくれたおばちゃん、親切なタクシーの運転手さんや郵便局員さん。首都として繁栄するラパスや古都であるスクレ、そして観光客が莫大なお金を落としていくウユニとはちがった、ボリビアの素顔を見ることができたような気がします。厳しい気候のなかだからこそ、人々と街に暖かさがあるのかもしれない。そういう意味でもポトシはぜひもう一度、ゆっくりと訪れてみたいなかなかお気に入りの街なのです。 今日の泊まりは「Hostal Compania de Jesus(ポトシ)」
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前日のこり 463ボリビアーノ(以下、「ボリ」と省略。) 別途、ATM出金 980ボリ → 合計 1,443ボリ | |
・ウユニの絵ハガキ+ミネラルウォーター小 9ボリ ・レールバスのチケット(ポトシ〜スクレ) 25ボリ ・ヘススの塔入場料 10ボリ ・タクシー(ポトシ駅〜ホステル) 5ボリ ・生オレンジジュース(市場で) 3ボリ |
・パパ+レングア(市場で) 5ボリ ・ポテトチップ(広場で) 1ボリ ・日本に郵便3通 31.5ボリ ・ミネラルウォーター大 5.5ボリ ・食事(スープ+肉の串焼き+ビール+デザート) 69.5ボリ |
合計 164.5ボリ のこり1,278.5ボリ |