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ペルー・ボリビア23日間 近くて遠くて地球紀行
14日目(10月14日)(2泊3日ツアー1日目)「We are all alone in this place.」

ルート
ウユニ・プラヤブランカ泊−(ランドクルーザー)―ウユニ塩湖ツアー★魚の島−名称不明のバックパッカー宿(Atulcha)泊

※凡例: ★入場・体験観光 △外観観光 ◎食事


写真など

ホテルと月 ウユニの夜明け1 ウユニの夜明け2
この日は月が出ており夜でも結構明るかったため、星はいまいちでした。星空を見たい人は月齢、要チェックのようです。 5:46、徐々に夜が明けてきました。ちなみに相当な風と低温なので、完全防備で外に出ています。 6:06、完全に太陽が昇り、日が明けました。日の出も日の入りも、太陽が見えない時の方が綺麗です。
ウユニの夜明け3 ひたすら塩湖で 魚の島1
6:02、日の出の反対側を撮影。風は強いものの、一面に静寂な風景が広がっています。 日が明けて、朝食が終わるとやることもなくなり、ただひたすら塩湖で時間をつぶしていました。 2泊3日のランクルに乗り換えて魚の島へ。塩なのに、波打ち際にはそれっぽい跡が残っているのが不思議です。
魚の島2 ランドクルーザースタック1 ランドクルーザースタック2
そもそも再集合時間も分からず、他の人は経路外にどんどん行っちゃうし、時間をもて余しました。 塩湖をドライブしていてやっと気が晴れてきたかと思ったら、いきなりのスタック。運転手は救援を求めに近くの村へ…。 「30分」と言っていたのに、2時間近くなってからやっと救援車が登場。塩湖での野宿は避けられました。
塩湖の夕日再び やっとホテルへ 今日も大きな月
救援隊がやってきて、多少精神的な余裕も出てきたので撮影した夕景。やや不気味な感じもあります。 なんとかたどり着いたホテル。危うく部屋なしになりかけたものの、ドライバーさんの交渉でなんとか部屋も確保。 本当にあと2日、どうなるんだろうという不安感を隠しきれない中、まん丸の月が空に登っていました。


旅のメモから

・夜のウユニ塩湖は寒い&月が満月だったので言うほど星も見えず、とっとと寝ることに。塩のホテルは室内でも寒いということで寝袋を持参したものの、決してそこまで寒くなることはなく、意外と快適に過ごすことができました。さすがに夜明けぐらいは見ようと、Y氏とともに外へ。それほどホテルから離れていない場所でも綺麗な風景を見ることができました。この光景を見ることができるのも、塩のホテル・プラヤブランカ宿泊者の特権だなあと。
・さて、夜明けを見て、朝食をとると、あとは昼過ぎにツアーのランドクルーザーが迎えが来るまですることがありません。再度塩湖に出かけて行ってのんびり考え事をしたり、綺麗な塩の結晶を探してみたり。と、何の生きものもいないかに見えたこの塩湖の中で、2匹の羽アリを発見。あっという間に飛んで行ってしまいましたがびっくりしました。どうやって生きているのか分かりませんが、2匹ということは単に飛ばされてきただけないですよね。生命の不思議を感じるとともに、なんだか親近感もわきました。
・ちなみに、自分たちのランドクルーザーは昼過ぎにやってくるものの、他の観光客は結構午前中にもやってきて、みんなホテルを見学していきます。すなわち、宿泊者である自分たちは「観光される立場」。途中には修学旅行団体と思われる面々もいたりして、正直、見世物になっている気分でした。まあ、部屋から離れていればいいんですけど、それでも色々と(スペイン語で)話しかけられたり、覗かれたり、ちょっと大変でしたね。
・Y氏の日帰りツアーのランクルは結構早い時間に迎えに来たものの、私の2泊3日ツアーのものはなかなか来ませんでした。やっと来たのですが、なんとカナダ人カップル+スェーデン人3人組のツアーへの合流。せめて非欧米の人や、単独参加の人がいれば、まだ共感できるのですが…。カナダ人同士はフランス語でしゃべり、スェーデン人同志はスェーデン語でしゃべり、共通言語はスペイン語。ランクルもほぼ満員でギツギツ。正直、一番恐れていたパターンになってしまいました。案の定、次の魚の島でも、運転手さん(英語は全く無理)の指示が分からず、さらにこの人々は全然経路以外のところに行ってしまうので、何時にどこに戻ってきたらいいのか全く分からず、結局早めに戻ってきて駐車場で待っていました。「あとまる2日、どうしよう」と不安いっぱいのスタートです。
・さらに運の悪いことに、車が塩湖のほぼヘリの場所でスタック。全く見動きが取れなくなってしまいました。途中で運転手さんもあきらめて、近くの村まで救援を呼びに行くことに。車に取り残された6名。色々と会話が交わされているものの、ほとんど分からず。どんどん日が暮れてゆき、「もしかしてこのまま野宿か」と思い始めた時に、やっと救援隊が到着。ボロボロのトラックに乗せられてホテル(というよりもバックパッカー小屋)までたどり着きました。
・ホテルでも部屋が足りないとか(他のチームが空いているということで勝手に使っていた模様)、食事の準備が間に合わないとか、カメラの充電とか全くできないままに電気が消えてしまったりとか、いろいろと問題が。あと2日、本当に大丈夫なのかとこれまでになく不安になりながら、精神的に疲れ切ったまま床に着いたのでした…。
今日の泊まりは「名称不明のバックパッカー宿(Atulcha)」


今日のお買いもの(1ボリビアーノ≒11円)

前日のこり 806ボリビアーノ(以下、「ボリ」と省略。)
・インカワシ入場料 30ボリ
・ワイン代(ワリカン) 10ボリ
合計 40ボリ のこり766ボリ


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