ルート
リマ・当山ペンション泊―(タクシー)―リマ★セントロ(サン・フランシスコ教会・修道院、ペルー政庁、ラ・ウニオン通り)―(タクシー)―◎Gol Marino−(タクシー)−★国立人類学考古学歴史学博物館―(徒歩)―リマ・当山ペンション泊 ※凡例: ★入場・体験観光 △外観観光 ◎食事 |
リマ・セントロの中心、アルマス広場へ。フランシスコ・ピサロ自ら造営に携わったというカテドラル。その後、何回も地震にあったのでオリジナルではないそうですが。 | 今回は2人連れなので、こういう記念写真が撮れます。アルマス広場には警官(ツーリストポリス)も多く、そんなに治安が悪い気はしませんでした。 | サンフランシスコ寺院。内部は撮影禁止なので外観の写真だけ。地下のカタコンベは必見ですが、修学旅行生が多くてあまり怖さはなかったかも。 |
サンフランシスコ寺院の向かい側に市が立っており、見に行きました。売っているものは豚の丸焼きとクイ、それにパンぐらい。何か食に関わるお祭り? | ペルー随一の珍料理として知られるクイ(テンジクネズミ。食用モルモット)。後ほど食べましたが、正直固くて、私にはあまりおいしくなかったです。 | ペルー政庁前で行われた衛兵交代式。ブラスバンドも決してうまくはないのですが、それもまあ南米らしくてご愛嬌。やっぱり欧米文化圏の国だなあと。 |
当山ペンションオーナー・ペペさんお薦めのお店「Gol Marino」へ。「アロス・コン・マリスコス(海の幸の炊き込みご飯)」と「セビッチェ(お刺身マリネ)」。 | (タクシーが)迷いに迷って、なんとか博物館に到着。どんな観光ガイドにも載ってる有名な場所だと思うのですけど、意外とドライバーには分かりにくいようです。 | 以下、気になった土器を掲載しますが、専門的なことは分かりませんので一口解説のみ。一見かわいらしく見えるこれ、こん棒で相手を殴り殺しているシーン。 |
つりさげられた頭(トロフィー)の顔が、いかにもの悪人顔です。 | ナスカの地上絵を思い出させる、尾っぽくるくるのサルが描かれた壺。 | チャンカイの遺物だと思いますが、明らかに悪いトトロです。 |
ちょっと上の方の写真にもあったクイの生前(orひろげられる前)の姿。 | これもなかなかユーモラス、上げた両手がかわいいチャンカイの土器群です。 | 博物館は土器が多いですが、黄金の部屋もあります。お見逃しなく。 |
博物館から当山ペンションまでは歩いて10分程度。リマは通りの名前の表記が実に分かりやすく、初めてのところでも(治安は別にして)結構行けます。 | お昼たくさん食べ過ぎたので外に食べに出る気にもならず、歩いて5分ぐらいのところにあるスーパーMetroへ。英語は通じませんが店員さんはみな丁寧です。 | 適当に買ったところ、かなり偏りが。美味しいものは美味しく、そうでないものはそれなりに。乳製品系(チーズ、バター、ヨーグルト)は概して美味しかったかな。 |
・この日はペルーの首都リマでの1日自由行動日。もともとは前の日を自由行動、翌日ナスカとしたかったのですが、3人一緒にということで前日ナスカ、翌日リマとなったのです。ちなみに、昨日一緒だった3人組のうち、Sさんはすでにクスコへご出発。Nさんと私は翌日にクスコへということで、この日はNさんと1日ご一緒させていただきました。 ・まずはペルーはセントロの中心、アルマス広場へ。タクシーを捕まえ、料金交渉したところ「10ソル」と。実際はもうちょっと安いようなのですが、日本人はどこに行っても10ソルのようです。まあ、300円弱ですし、今日は2人一緒なのでタクシーも半額、気になるお金ではありません。セントロまで直線距離はたいしたことないのですが、一方通行があったり、渋滞があったりで結構かかりました(20分ぐらい?)。 ・アルマス広場は、セントロの中心、リマの中心、ペルーの中心であるにも関わらず、なんとなく元気のない感じ。実は治安が悪いとかでリマの中心は徐々に徐々に新市街(ミラフローレス)に移っているとのこと。確かに立派だし人は多いんだけど、どこか活気が中途半端な気はしました。お天気がいまいちだったのもあるかもしれませんけどね。 ・まずは、旧市街一押しのスポット「サンフランシスコ教会・修道院」へ。内部は撮影禁止なので、写真なし。いかにもコロニアルな中庭を囲んだ回廊も良いのですが、やはりここが有名なのは地下のカタコンベ。骨が大量に積み重ねてあり、さらに、井戸のような穴にはぐるっと円を描くように手足の骨と頭がい骨が並べられているのです。ある意味、日本人には理解できない心象だなあと。ただ、ここは教会の地下なので、この場所に葬られるということは地元の人にとってみれば名誉で嬉しいことなんでしょうね。うーん、やっぱり理解はできないですね。 ・ちなみに、本来は暗く静かで不気味…な場所なのでしょうが、この時、ちょうど修学旅行の小学生と一緒になってしまい、むしろワイワイガヤガヤうるさい中での見学となってしまいました。まあ、子ども達のノリも良かったし、それもいい思い出ではあります。 ・地上帰還(?)後、隣の市場風の場所を覗いたり、ペルー政庁での衛兵交代式を見たりして、いよいよお昼。同行のNさんが宿の人から美味しいシーフードのお店を聞いて来てくれました。…ところが、探しても探してもないのです。お店がなくなってしまったのか、あるいは聞き間違いなのか…結局仕方なく、ペンション近くでお薦めと聞いていた"Gol Marino"というレストランまでタクシーで。と、ここのシーフードが実に絶品だったのです。ビールとセビッチェ2種(スペシャルとミックス)とアロスコンマリスコス。ペルー、特にリマのシーフードは美味しいとは聞いていましたが、日本でも十分やっていけるほどの新鮮さと、日本人の口にもマッチした美味しさでした。量も相当なもので、よく2人で食べきったなあと。そして、これだけ食べても1人50ソルですから、値段もお値打ちです。また来てもいいかもということでお店のカードをもらっておきました。 ・だいぶお腹いっぱいになったのでこのまま宿に帰っても良かったのですが、それももったいなかろうということで、いろんな観光ガイドマップに出てくるリマの代表的な博物館「国立人類学考古学歴史学博物館」へ。タクシーを拾って行ったのですが、どうも運転手さん、よく場所が分からなかった様子。何度も「ディスクルペ」(ごめんなさい)というので、この単語、すっかり憶えてしまいました(笑)。さんざん迷い、何度も宿の周りを回った挙句、やっとたどり着きました。まあ、一人ではなかったですし、個人的にはわりと楽しんでいた感もありました。こういうときは話の出来る同行者がいると心強いというか、旅の思い出にできてしまうんですよね。そんなことも感じました。 ・博物館は閉館まであと1時間でしたので、さくさくっと気になる土器などを見て回る程度でした。でも、さすがペルー、面白いものや気になるものがたくさんあります。もちろんいい土器はほとんど海外に流出してしまったという実態もあるので、国立博物館と言ってもナスカ土器などはそれほどいいものがなかったりはするのですが…。それでも、体系的・網羅的にちゃんと展示してあるのはさすが国立博物館です。 ・博物館からは、迷うことなく宿に帰還。翌日はいよいよクスコ。高山病が徐々に不安になりながらも、いよいよペルーの心臓部に突入という期待感も。ちょっと買い物に出たぐらいで今日は早めに寝ることとしたのでした。 今日の泊まりは「当山ペンション(リマ)」
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前日のこり 489.6ソル |
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・リマ市内タクシー(3回分/2) 15ソル ・サンフランシスコ教会入場料 7ソル ・Gol Marinoで食事 50ソル ・国立人類学考古学歴史学博物館入館料 10ソル ・電話代(ミス) 0.5ソル ・ミネラルウォーター大 1.5ソル |
・レモンパイ 4.2ソル ・インカコーラ小 1.45ソル ・ヨーグルト 1.8ソル ・サラミ(CABANOSSI) 8.79ソル ・メモ帳 4.9ソル |
合計 105.1ソル のこり384.5ソル |