山形県4泊4日の旅4日目(5月6日)

ルート

蔵王温泉・★蔵王大露天風呂・★鴫の谷地沼(ミズバショウ)・◎きくち食堂のジンギスカン―(山交バス)―山形―(JR)―天童・★広重美術館・★天童将棋資料館―(JR)―さくらんぼ東根―(タクシー)―山形空港―(JAL)―伊丹空港

※凡例: ★入場・体験観光 △外観観光 ◎食事

写真など

鴫の谷地沼 沼の風景 ミズバショウ
ゴールデンウィークのお休みも今日で最後。いつものバタバタした旅をほんの少し反省し、今回は午前中を蔵王温泉でゆっくり過ごすこととした。ハイキングコースの一つ鴫の谷地沼へ。 前の晩は雨が降っていたにもかかわらず、この日は朝から素晴らしい天気。ゴールデンウィークというのに人も少なく、まさに散策にうってつけ。温泉街からちょっと離れただけでこんなにいい場所がある。 ミズバショウもまさに盛り。群生地には、ありがたみが薄れるほど大量に咲いていた。花に比べて意外と葉っぱが大きく、写真を撮っても葉っぱばかりが写ってしまう。あまり清楚な花ではない。
蔵王の桜 静かな温泉街 スキーも終わり
湯めぐりこけしを買ってしまったため、一番高そうなホテルの内湯に入りに行く。そのホテルの桜がまさに満開であった。内湯自体はきれいで豪華だったが、やはり蔵王は共同浴場がだいご味だなと実感。 なんとなく、のんびりとした雰囲気の漂う昼下がりの蔵王温泉街。ゴールデンウィークも最終日なので遠方からの観光客も一気に減りましたね、これから夏ぐらいまでは暇ですよ、とのこと。 蔵王というと、スキー・樹氷のイメージが強すぎ、温泉としての評価が低すぎ。アクセスの良さと豊かな自然、素晴らしい泉質を兼ね備えた温泉として、PRしたい気もするし、そっとしておきたい気もする。
山形空港 空港周辺 JA2238
このあと天童に寄ったのだが、なぜか写真皆無。で、さくらんぼ東根駅からタクシーで山形空港へ。旅行でタクシーを使うのは久しぶりだが、天童・東根などから公共交通機関がなくどうしようもない。 空港の周りはなしやさくらんぼの畑。果樹王国・山形を実感。この空港も山形新幹線開業で利用客数が相当減っている模様。乗客数に比べ、ターミナルは相当立派で、ちょっとさびしい。 伊丹空港までは50人乗りのCRJ。観光バスよりも小さな飛行機。ターミナルからは歩いて搭乗。ただ、ジェットであり、小さいとはいえそれほど揺れを感じることもなく、快適な旅であった。



旅の終わりに

     こうして、旅は終わりました。

     今回、山形県を回ったわけですが、正直、不満や腑に落ちない点もいろいろとありました。
     酒田も、鶴岡も、米沢も、駅と町が遠いのにそれを解消することをほとんど考えていない。
     その中で、駅前も中心市街地も、共倒れでさびれていってしまっている。
     新幹線は新庄で中途半端に切れてしまっており、庄内延伸も終点が酒田か鶴岡かで、もめている。
     最上川下りは狭い中で2社競合しており、その違いが観光客にはわかりにくい。
     米沢は観光場所への案内表示が、様式も内容もバラバラ。
     蔵王の湯めぐりは、黒川温泉に比べて開放時間などの統一が取れていないし、割引率も低い。
     天童市や東根市から、隣接する山形空港への公共アクセスが全くない。
     山形県は観光地としても潜在力があると思うだけに残念だったりします。

     ただ、もしかしたら、これでいいのかな、とも思います。

     山形で3泊しましたが、朝食にはすべて山菜のおみそ汁が出ました。
     5月ということで旬なのかもしれませんが、ほのかな“えぐみ”を感じられるほど新鮮な山菜でした。
     東京の人から見れば、こんないい山菜を何で東京に持って行って高く売らないの?と思うかもしれません。
     大阪の人から見れば、みそ汁なんかに入れずに風味を残してすましにせんと、と言われるかもしれません。

     それでも、山形の人は山菜のみそ汁を作り続けるでしょう。
     細かいことにはこだわらない、すべてをお金に結び付けないという考え、風土に彩られた歴史と素晴らしい自然、
     そして、それらがもたらす豊かさがこの地には残っている気がします。
     
     さまざまな魅力をひっそりと持っている山形県。また、心が疲れた時に訪れたいと思います。
     その時も、山菜のおみそ汁でむかえてくださいね。

山形県4泊4日の旅 「山菜のみそ汁の豊かさ」  (完)


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