静岡・東京小旅行3日目(3月2日)

ルート

市ヶ谷―(東京メトロ・東急)―二子玉川―(東急バス)―★静嘉堂文庫―(東急バス)―二子玉川―(東急[田園都市線・世田谷線])―下高井戸―(京王・東京メトロ)―清澄白河・★深川江戸資料館・◎深川宿で深川飯・★東京都現代美術館―(都バス)―東京駅★グランスタ―(JR)―浜松町―(東京モノレール)―羽田空港―(スカイマーク)―神戸空港

※凡例: ★入場・体験観光 △外観観光 ◎食事

写真など
※この日は美術館散策がメインであり、ほとんど写真を撮ってません。ご了承ください。

稲葉天目 世田谷線 大沢家政婦紹介所
今回の旅の最大の目的は、静嘉堂文庫美術館の国宝・曜変天目。全世界に3点しかない曜変天目のうち、一番星の数が多いとのこと。あまり知識のないものであっても、とんでもない代物なのは理解できる。 静嘉堂文庫から大回りして、まだ乗ったことのない東急世田谷線に初乗り&完乗。緑色の路面電車が走っているイメージがあったのだが、しっかりLRT化していた。全線均一140円とはさすが東急。 ご存じ「大沢家政婦紹介所」。看板こそないものの、テレビドラマそのままのたたずまい。多少探すのに手間取るかと思いきや、終着駅である世田谷線・下高井戸駅から歩いてすぐのところ。
茶畑 深川宿 明日の神話
「待って〜」との声がかかりそうな線路沿いの道。あの名シリーズも今年の夏で完結とのこと。この辺りもさすがに変わるのかもしれない。実は東急からも京王からも近く、非常に便利なところなので。 有名な深川宿で深川めしを食べる。インターネットで見る限り賛否両論であり、決して安くもないため迷ったが、まあ、そこそこに美味しかったし、本格的な味という気がした。一度は行ってみる価値はあると思う。 深川からてくてく歩いて、東京都立現代美術館へ。岡本太郎の「明日の神話」を見る。ちなみに、広島・吹田と壮絶な誘致合戦の結果、結局渋谷に行くことに。東京中心主義、ここに極まれり。


旅の終わりに

     こうして、旅は終わりました。

     東京・神戸間。人生の中で何往復したか分からないルートです。
     それでも、大井川鉄道のようにまだまだ見ていないものがある。
     掛川・静岡のようにまだまだ知らない町がある。
     国内にもまだまだ行くべき所がある。それを再発見した旅でした。

     この旅では、たくさんのこれから来るものと出会いました。
     N700系。大井川鉄道で複数見かけた女性鉄道ファン。静岡駅前再開発。
     東京駅の駅チカ・グランスタにもびっくりさせられました。
     一方、この旅では、たくさんの去りゆくものとも出会いました。
     いよいよ新幹線のもっとも古い形式となる300系。市ヶ谷寮。「家政婦は見た!」シリーズ。
     東京出向時代愛用していたパスネットもいよいよ廃止されたようです。
     そして、この旅では、去りゆくものの中で残していくもの、残すべきものとも出会いました。
     大井川鉄道の列車たち。掛川の木造駅舎や報徳図書館。曜変天目。明日の神話。
     そして、今回の旅で、多くの残してゆくべき友情と出会いました。

     来るものを心待ちにし、去りゆくものを惜しみつつ見送り、残すべきものを心をこめて残していく。
     人生という名の旅も、まだまだ楽しそうです。

「来るもの、去りゆくもの、そして残すべきもの」
−静岡・東京小旅行− (完)     


静岡・東京小旅行タイトルページへ


Copyright with S.ISOBE(2008)(isobe@mtj.biglobe.ne.jp) ←@を大文字にしてありますので、修正してください。