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長期間の旅の最後の朝というのは、何か特別な感慨がある。天気が良くなりそうなので、展望の良いところに行ってみようということで予定を組んでみる。 |
札幌はなぜかバスターミナルが発達している。寒風の中ずっと待つのは厳しいという事情もあるのだろうが、地下鉄からバスへのフィーダーがうまく計画されている。 |
バスを降りる前に係員が乗り込んできて、入場料を強制的に徴収される。路線バスで来る人は少ないであろうから、効率的な方法なのだろう。 |
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北海道の定番中の定番である風景。朝一番のバスだったため、従業員以外の来場客は私と老夫婦のみ。人が少なすぎる定番観光地というのはちょっとさびしい。 |
札幌国際観光、丸井今井、北海道拓殖銀行、カブトデコム…。平成3年建立とのことだが、時の流れを感じずにはいられない。三井観光開発も社名が変わった。 |
展望台は9時からだが、足湯は10時から。北海道各地の温泉を月替わりで持ってきているとのこと。タオルは自動販売機で100円で購入できる。 |
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展望台内にある「さっぽろ雪まつり資料館」。観光地のちょっとした施設かと思いきや、なかなか面白い。時代背景とともに歩んできたことがよく分かる。 |
雪像を作る前にまず模型をつくり、その模型と見比べながら実際の雪像を作っていくとのこと。模型だけでも相当芸術性が高いものだった。 |
さっぽろ雪まつりの公式絵葉書。ちなみに、今年度分もすでに刷り上がり、一般にも販売されている。どのような印刷方法で間に合わせているのだろう。 |
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羊ヶ丘たるゆえんである羊たちも、冬の間は部屋の中。一心不乱に草を食べていた。ちなみに、ここではジンギスカンも味わえる。 |
冬季オリンピック時のオーストリア館を移設。オリンピックにパビリオン?今は簡単な飲食店とお土産屋さん、歩くスキーの貸し出しなどに使われている。 |
由緒はないとおもうが「クラーク旅立ちの鐘」。うるさいほどに大きな音で鳴る。ちなみに、「富山県高岡市鋳造」とのこと。旅はいろんなところでつながっている。 |
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行きのAIRDOの機内誌に「この冬食べたい!絶品ラーメン」というアンケート記事があり、1番だったのがこの「麺屋彩未(さいみ)」。携帯で探していってみた。 |
確かに、今まで食べた味噌ラーメンの中では最もうまかった。すごい行列とはいえ、客のさばき方もうまく、店の人の感じも良い。札幌での昼食にぜひ。 |
一応、札幌観光の超定番・時計台へ。日本三大がっかり観光地の一つと言われるが、立派な洋館であり、資料も多くて分かりやすく、十分見ごたえはある。 |
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時計台で、「テレビ塔との共通券がある」ということで、ついつい購入してしまう。現在時刻13:25。札幌駅発14:25→新千歳発15:35ということで、結構ぎりぎり。 |
あまり待つこともなく、展望台へ。よくテレビなどで見かける光景である。大雪像も上空から見ると、小さく見える。最終日かつ休日のため、なかなかの人出。 |
本当に何度も出会っている「南の海の仲間たち」の大氷像にまた遭遇。上空から見るこの角度が、実は一番、造形がわかりやすいのではないか。 |
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スケートリンクでも子どもたちがすべっている。ニューヨークのロックフェラーセンターのマネリスペクト?上空から見ていると、人がまるでゴミ蟻のようだ…・。 |
特別企画で、階段で歩いて降りられるとのこと。時間を見計らいつつ、なんとか間に合いそうなので歩いて降りることにした。途中でカメラスタッフと遭遇。 |
左手前の青い北洋銀行の看板を左上の写真と比べてみると、だいぶ降りてきたのが分かる。所要約10分とのことだが、もうちょっと早く降りられるかも。 |
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なんとか下まで降り切った。高さも若干怖かったが、風が強かったのも結構怖かった。いよいよさっぽろ雪まつりともお別れ。「南の海の仲間たち」ともお別れ。 |
北海道の締めは、やはり海の幸。紋別産のいか・ほたてと蟹の甲羅焼合わせて千円。ホタテは刺身にできそうなほど新鮮。カニもぎっしりで風味豊かだった。 |
今年の雪まつりは日程もいまいち、天候もいまいちで人出が少なかったとのこと。それでも新千歳発神戸便だけはなぜか満席。なんで神戸便なんだろう? |
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北海道のもう一つの楽しみがお土産…まずは長万部駅の駅弁「かなやのかにめし」。これもJR北海道の車内誌に掲載されていたもの。カニの風味が実に豊か。 |
以前、JALの機内誌でみていつかは食べてみたかった「生ハムにぎり鮨」。これも実においしい。若干高めだが、北海道以外でもぜひ販売してほしい逸品である。 |
そして、北菓楼のシュークリーム。新製品はいまいちだったが、これは流石に「必食の一品」。相変わらず、大変おいしうございました。私の中では不動の地位。 |